20代看護師の求人・転職!いま病院を変えるべきですか?それとも職場に留まるべきですか?

20代を後悔したくないなら5分だけ読んでみてください。

 

ここでは現役看護師である筆者が、20代の時に転職した経験から得た「20代のリアルな転職事情」についてお話ししています。

ネット上に転がっている、看護師ではない方が書いている記事よりかは、確実に参考になるので、是非最後まで読んでください。

たった5分で今後のあなたの未来が開けるはずです。

 

20代の思い切った決断が、明日以降の景色を変える。

20代は仕事だけでなく、趣味や恋など何かと変化の多い年代です。

こと仕事においては、病院勤めにも慣れてきて、だんだんと不満を感じる頃でもあると思います。

給料面や残業、上司や同僚との人間関係などいくつも課題が出てきます。

こうした悩みに対して、20代でどういった決断をしていくか!?

これが20代のキャリアを歩んでいく上でとても重要になります。

 

 

看護師の辞めたい悩みは?

以下は医労連の調査による「看護師が仕事を辞めたいと思う理由」になっています。

*出典:「医労連」による2017年看護職員の労働実態調査結果報告より抜粋

辞めたい理由の1位~3位までを解説します。

 

①人手不足で仕事がきつい

看護師は万年人手不足です。

4月に新入職で人手が解消されても、過酷な環境のため、補充分は毎年退職していきます。

そのため万年人手不足が解消することはありません。

3交代制にある地獄の日勤→深夜や人手不足による夜勤8回なども普通にあります。

 

そして、この人手不足の裏にあるのは、長時間残業となります。

人がいないため、一人の仕事量が多く、仕事が終わらないのです。

定刻1時間以上前の出社、定刻後2時間以上の残業など当たり前です。

看護師としてある程度忙しいのはわかりますが、毎日毎日当たり前に長時間の残業があると、最早「定刻を長くしろよ!」といった突っ込みを入れたくもなります。

 

②賃金が安い

賃金が安い問題の根底には、①の根底にある残業問題も絡んできます。

病院勤めをしていると、残業があるのは仕方ないとしても、働いた分の残業代が出ないといったケースが多々あります。

というより殆どの病院がそうだと思います。

定刻1時間以上前の出社、定刻終了後2時間以上の残業を毎日しても、残業代がでない。。。

結果として、もらう給料が安く、不満が鬱積するという悪循環が形成されます。

 

③思うように休暇がとれない

これも①の人手不足が大きく関係しています。

人手不足により、上司もシフトが組めなく、希望休をとれない。

有休休暇など捨て去る以外の使い道がありません。

やめたい理由に③を上げる看護師さんの職場は漏れなく「①人手不足で仕事がきつい」もついてくるはずです。

 

また当社独自のアンケート結果は以下となりますが、「人間関係が悪い」ということも大きな辞めたい理由の一つにあげられると言えます。

筆者自身も人間関係の問題が原因で退職しました。

 

 

 

長く病院に留まることに価値を見出そうとする人々

病院勤務は大体上記であげるような過酷な環境が殆どです。

しかしほとんどの看護師さんは忍耐強く、辞めずに限界まで頑張り続けようとします。

そして上司はそんなぼろぼろになっていく部下を見ても、病院に長く留まることの価値を訴えます。

 

ですがはっきり現実を伝えておきます。

病院は社員を一生守ってはくれません。

というか、現在の社会構成上、無理なんです。

雇用側に終身雇用をするメリットが最早ないからです。

日本を代表する会社であるトヨタ自動車の社長が「終身雇用を守るのは難しい」と発言したことからも明らかです。

そもそも、辞めることを踏み留まらせている上司自身はずっとその病院に勤めてきたのでしょうか?

どこかから転職してきたのではないでしょうか?

 

今後は自分で考えて行動していくことが求められる時代になってくるといえます。

 

 

筆者の退職した理由

少し筆者の話をさせてください。筆者は某テレビ番組で特集されるほど評判の良い病院に勤めていましたが、病院内部は完全にブラックでした。残業代は出さない。ボーナスカット。患者のためといいながら売り上げ至上主義。上司の部下への虐めともとれる陰湿な言葉掛け。などなど。

評判の良さとは全く真逆の病院でした。

筆者自身はそんなブラックな病院に在籍中に、上司からの執拗な指導?により、段々と恐怖を抱くようになり、動悸、嘔気、ふるえ、食欲不振、睡眠障害、わけわからず涙が流れてくるなど感情の不安定さが見られて、最終的にそれが原因で退職しました。

だから人間関係による退職が上位に来るのは至極納得できます。

 

 

20代で良い決断をするには情報や見極める力が必要

20代看護師として病院で働き続けたことで、一定の知識や技術も身につけることができたはずです。

「でも私は一つの診療科しか知らない・・・」

と20代のキャリアに不安を抱く方もいるかもしれません。

でも安心してください。

転職する看護師さんの殆どが一つの診療科しか経験していません。

20代の転職を考える看護師さんは皆、そういった状況でも勇気をだして行動しています。

 

そうはいっても、やっぱり不安という方は転職サイトを利用するのも一つの手です。

転職サイトでは個人では知りえない病院の情報や職場の人間関係までも知っていることがあります。

また沢山の病院を扱っているため、個々人の希望に応じた求人を紹介してくれるからです。

 

【看護師の求人探し】正社員希望なら先ずは応援ナースを利用すべし!

 

 

20代看護師に転職需要がある8つの理由

1.覚えるのが早い

人により覚える速度は当然違いますが、社会通念上、失敗の許される20代の方が、間違いなく物を覚えるのは早いです。

記憶は反復により定着するからです。

新人はばんばん任され、ばんばん失敗しますw

ですが、この失敗を糧として、どんどん成長するので、戦場のような常に忙しい病院にとっては、非常に需要があります。

 

 

2.吸収しやすく何色にも染まりやすい

20代の看護師というのは、社会に出たての看護師もいれば、看護師として一応様になってきた20代後半の看護師もいます。

しかし何れにせよ、20代というのは、社会や組織の影響を受けやすい年齢であるのに変わりはありません。

病院側としては、この吸収力と染まりやすさは、非常に魅力的に映ります。

30代以上のある程度看護経験がある看護師では、「この病院のやり方は違う」と前の病院のやり方を推し進めてきたり、馴染めず直ぐに辞めていく看護師も多くいます。

その点、疑いなく、真っすぐな姿勢で学んでくれる20代の看護師というのは、教える側にとっても指導がしやすく、組織運営にとっても非常に助かります。

 

 

3.体力がある

20代の看護師は他の世代に比べて体力があります。

他の世代では、疲れる業務もこなすことができるし、皆の嫌がる夜勤も普通にこなせてしまいます。

これは勤務を組む側にとって非常に助かります。

小島ぴーや
ライフゲージが多いと常に全面に置けて安心感が違うよね。
やー中山
確かにドラクエでも、ゼルダでも体力があるってのは、それだけでやれることが違いますね。

 

4.チャレンジ精神がある

20代というのは、看護師として、まだまだ学ぶことも多く、仕事に対して前向きな人が多い年齢です。

新しいことを学ぶのに年齢は関係ありませんが、疑いの目をもつことなく、真っすぐに学ぼうとする姿勢は、他の世代にはあまり見られない特徴です。

これは何かを任せたり、頼んだりすることの多い病院側にとって非常に助かります。

このチャレンジに対して不安はあっても、「えい、やー」と行ってしまう(患者の看護ではありませんので、不安にならないでください)20代は非常に頼もしく、病院側にとってなくてはならない存在です。

 

5.コストが安い

まず公立病院などの公的医療機関の7割が赤字経営であり、医療全体では4割が赤字となっています。

病院は様々な形で経費の削減を迫られています。人件費も同様です。

その点、20代の看護師は、30代以上の看護師に比べて、掛かるコストが安いです。

これは病院側にとっても運営上非常に助かります。

 

6.病棟が若返る

20代看護師の多い職場と少ない職場では、明らかに雰囲気が違います。

20代の少ない職場では、ベテラン看護師もいて病棟の流れがスムーズになることもありますが、ナースコールなどへの対応を20代が積極的にとらなくてはならないこともあります。

またベテラン看護師が多いと、仕事が早いので、空いている時間ができてしまい、その時間に他人の悪口を言って過ごすこともあります。

こうなると雰囲気は悲惨です。。。

その点、20代が多い職場は基本的に忙しいことが多く、あまりそういったことを言う環境がないので、雰囲気が良いことが多いです。

やー中山
20代の多い職場では、一歩間違えると、モラルが崩れがちですが、良い方向に回ると、とてもスピード感もあり、病棟の雰囲気も良くなります。

 

7.看護業界はもともと転職が盛んなため

一つ目の理由は、看護師の転職自体が珍しいものではないからです。

一般に看護師は30代までに平均2~3回の転職をすると言われています。

理由として、看護師は女性が活躍している職種であり、出産、育児などのライフサイクルの変化によって、転職回数が多いと言われています。

その為、看護師にとって中途採用といったことは、全く珍しいものではないのです。

特に30代の転職は最も需要があります。

 

8.慢性的な看護師不足

新型コロナのニュースでご存知かと思いますが、看護師は慢性的に人が足りていません。

ベッド数自体はあっても、看護師がいないので、必要なサービスを提供できていません。

病院や施設は人員基準を満たすため、常に高いお金を払って派遣を雇っているほどです。

こうしたこともあり、一般的な看護技術が身に付ついている20~30代看護師は、病院側にとって、喉から手が出るほど欲しい人材です。

 

 

 

20代の転職活動で注意しなければならない3つのポイント

 給料だけで転職先を決める

20代の看護師というのは、体力的が余るほどあることから、多忙とわかっていても、「給料が高いなら・・・」と、高い給料に目が行きがちです。

しかし給料面だけで動くのは非常に危険です。

20代というのは、まだまだこれから数十年働きます。

それなのに、もし過酷な労働で、腰など壊してしまったら、今後の生活に支障が出てしまいます。

看護師は定年がなく、長く働ける仕事なので、給料面だけで決めるのではなく、自分が長く勤めることができるように、総合的に決めていきましょう。

 

 人間関係の悪い職場は避ける

どの世代でも共通ですが、人間関係の悪い職場は避けるべきでしょう。

20代は職場の年齢も若く、ムードメーカーとして活躍し、職場付き合いや出会いも多いです。

勿論、仕事をしていて、そういった気の合う仲間や彼氏、彼女などできたら最高ですが、その分嫉妬や妬みなどトラブルにも発展しやすい世代でもあります。

女性が中心として活躍する看護師という職業上、こうした問題が起こりやすいので、転職の際は、極力見学を行うなどして、職場の雰囲気が自分に合っているかを確認しましょう。

 

 しっかりとした退職・転職理由がない

20代での転職は求人側にとって欲しい人材ですが、退職理由によっては、求人側に不安をもたれてしまいます。

どんな退職理由であれ、求人側へ伝えるときは、それにより何を学んだのか、今後どうしていきたいのかも含めて答えられるようにしておくと良いでしょう。

そうしないと、価値のある20代看護師とはいえ、採用通知が来ないこともあります。

何より自分自身で退職理由がわかっていないと、後々後悔することもあるかもしれません。

転職前には、

自分は前の病院のどこに不満があって辞めたのか。

何故今の病院を希望したのか。

これらをしっかり考えて転職するようにしてください。

 

 

20代看護師が転職を成功させるには転職サイトの利用が断然有利

看護師の転職については

 

  • 個人で探す
  • ハローワークを利用する
  • 転職サイトを利用する

 

簡単に分けると3つの形があります。

 

しかし20代の転職においては圧倒的に転職サイトが有利です。

以下でその理由を説明していきます。

 

20代の転職サイト利用がおすすめな理由。

 効率的な転職活動ができる

自己にて転職活動を進めていくと、自分で目にした少ない求人数の中から、給与や休日の交渉もできないまま、選択していかないとなりません。

そして転職に向けての、履歴書作成や面接対策など膨大な時間も必要となります。

また目的の求人先に落ちた場合、また振り出しに戻って同じ作業をしなければなりません。

これは非常に非効率的であり、時間がもったいないです。

転職サイトでは、求人紹介から履歴書作成、面接対策、相談、給与交渉など転職に要する全てのことを無料で手伝ってくれます。

これは転職活動をしていく上で非常に効率的であり助かるものです。

 

 エージェントがつく

転職サイトへ登録すると、お仕事紹介に際し、あなた専属のエージェントがつきます。

エージェントはあなたが望む仕事へ就けるように、面接対策、お仕事紹介、職場との交渉、お悩み相談など、幅広く対応してくれます。

個人でも転職活動は当然行えますが、転職サイトを利用した方が、圧倒的に効率的で最大の効果(納得いくお仕事)を得られます。

20代での転職においては、やりたいことも多く、数あるお仕事から選択をしていくことになるので、アドバイスを貰えるエージェントの存在は頼もしいです。

また20代でも交渉次第によっては、高い給料を狙えるので、エージェントがいることは非常に助かります。

 

 病院の内情を知ることができる

転職サイトは数々の病院や施設と提携しており、個人では知ることの難しい病院内の情報などを沢山もっています。

転職サイトを利用すると、求人先のこうした内部情報を事前に知ることができるので、入職後の失敗が格段に減ります。

20代は、立場が弱く、職場のセクハラ、パワハラ、マタハラなどといった問題に巻き込まれやすいので、事前にそうした職場環境を知れることは助かります。

 

 求人の多さ

看護師転職サイトをすすめる大きな理由の一つに求人数の多さがあげられます。

多いところだと、10万件を超える求人数を誇る転職サイトもあります。

これだけの膨大な数の求人数から探せば、まず満足のいく求人先が見つかるでしょう。

20代は看護師として、学んでいきたい診療科が定まっていなかいことが多いのです。

求人が多いと、沢山の仕事の中から、自分の興味のある診療科や職種を見つけることができるので、非常に助かります。

 

 求人の質

転職サイトは数多くの求人先がある半面、その質を疑ってしまいますよね。?

しかし転職サイトへの掲載に対し、求人側(病院など)は転職サイトのスクリーニングを受けています。

そのため、どこかもわからぬ怪しげな求人が載ることはありません。

また転職サイトへの掲載は有料であることから、変な会社は寄ってきません。

ちなみにハローワークへの求人掲載は無料であり、ブラックな会社も紛れているので注意が必要です。

 

転職において、事前にスクリーニングを受けている会社から仕事を探せるというのは、利用者にとって非常に助かります。

 

 

その中から筆者がおすすめの転職サイトは以下となります。

20代におすすめな転職サイト3選は?

  • 看護のお仕事
    4.7

    美容クリエイティブ

    病院の登録数トップ!

    総求人数も12万超え!
    現役看護師にどんどん支持を受けており、現在売上高は500億を超えている最注目の転職サイトです。

    やーこ
    今一番キテル転職サイトは間違いなくここ!
  • ナースではたらこ
    4.8

    逆指名で転職できます!

    バイトル、はたらこねっとでも有名な大手転職サイト!情報管理が徹底しており、個人情報が他社へ流れるような心配がありません!
    東証一部上場の名門転職サイトです。

    やーこ
    大船に乗った安定感で転職活動をしたい方はここ!
  • マイナビ看護師
    4.5

    転職サイトの最大手!

    CMでお馴染みのマイナビが運営!
    都市部に集中した求人数を誇る!
    転職最大手であり、転職ノウハウもしっかりしており、キャリアアドバイザーにも定評があります。

    やーこ
    高給与派遣のトラベルナースも見逃せません!

 

この3社で十分な求人は見つかりますが、もう二度と変な病院に入職したくないという看護師さんには以下の方法で転職することをおすすめします。

因みに筆者はこちらの方法で転職先を決めました!

 

応援ナースとは!?デメリットや口コミから元派遣看護師がこっそりとおすすめを教えます

 

 

P.S.

結論をいうと、

20代での看護師の転職は「あり」です。

特に給料UPや新しいことにチャレンジしたい看護師にとっては転職サイトの利用がおすすめです。

現在40代となった筆者が言えることは、

20代~30代はあっという間に過ぎます。

ほんとです。

迷ったならGO!

人間の心理上、やらない後悔よりやって後悔の方が、その後の後悔は少ないといわれています。

迷うなら先ずは転職サイトへ相談だけでもしてみることをおすすめします。

看護師として良い20代を過ごせることを応援しています。

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