先日、単発で老人ホームへバイトへ行っていた際に応援ナースの話しになった際の一言。
「応援ナースってブラックですよね!?」
に答えていきたいと思います。
筆者の周りには応援ナースを経験している看護師さんが、わらわらおりますので、その真実をお伝えします。
応援ナースはブラックですか?
結論から申し上げると、全くブラックではありません。
ただブラックではないといっても、全く伝わりませんので、実際にブラックだと思っている看護師さんの疑問について一つ一つ答えていきたいと思います。
まず懐疑的に思っている方の多くはその給料の高さにあります。
応援ナースは基本給40万+夜勤手当になります。(沖縄・離島は除きます)
これ、かなり高額過ぎて嘘くさいですよね!?
筆者も給料明細をもらうまでは半信半疑で働いていました。
答えとしては、
本当にもらうことができます。
高額な理由としては、
病院側が高額を出してでも現状の人員不足を埋めたいこと
応援ナースは即戦力として駆けつけることができること
があげられます。
簡単に説明すると、病院側は人員不足による診療報酬の減算を免れるため、安定した人員の確保が必要となります。
要は人員を確保すればしっかり国からお金が貰えるので経営が安定します。
だからこそ高額を払ってでも応援ナースを募集するのです。
二つ目の理由として、即戦力として応援ナースが利用できるためです。
病院側はどこも人員不足で喘いており、新人を教育する時間もありません。
しかし応援ナースは利用要件が3年以上の実務経験とあるので、応援ナース利用者は一定の知識・技術を既に獲得しています。
ここに病院側のニーズがあります。
病院側は即戦力を常に喉から手が出るほどほしいからです。
しかも殆どの病院で欲しています。
だからこそ、病院は高額とわかっていながらも応援ナースを利用するのです。
いくつも病院で働いていた看護師さんならわかると思いますが、基本的にすべての病院が人員不足で喘いでいます。
どの病院もボーナス後にやめていきます。ボーナスカットなら通年で退職者がでている状況です。
まして3年目までに4割近くが退職するデータがある為、常にどこの病院も知識・技術のある中堅層の看護師が不足しているといえます。
結果どこの病院も人員不足で喘いでいるので、応援ナースで募集されている病院がブラックというわけではありません。
病院がナースパワーに応援ナースを依頼しているかどうか、それだけのことです。
*出典:公益社団法人日本看護協会
応援ナースだと給料が高いため、「休日がちゃんともらえないのではないか」といった不安があります。
応援ナースでは、雇用された病院の公休数に従います。
そのため、公休数の少ない病院ならひと月の公休数は少ないですが、公休数の多い病院ならば多くの休みをもらうことができます。
基本的に応援ナースは時間内で業務をあがれるように病院側が気を遣ってくれます。時間内にあがれない時はしっかりと残業代が出るようになっています。
万一サービス残業をするようなことがあったら直ぐにナースパワーの担当者へ連絡してください。
応援ナースで雇用先が勤務する病院になりますが、相談元はナースパワーとなります。
残業をしても、残業代が出ないといったことは不当契約となります。
基本的に雇用契約書に「給料は残業代を含む」といった文言がない限り、サービス残業は許されません。(*応援ナースでは残業代を含むといった契約はありません)
有休は労働基準法第39条に半年経てば10日発生することになっています。(所定勤務日の8割勤務ができてれば)
応援ナースは基本的に半年契約なので、半年で勤務終了した際は、有休は発生しませんが、1か月でも延長すれば、10日分の有休が発生します。
ただ病院によっては有休が発生していることを伝え忘れる事務もあるため、応援ナースで7か月以上勤める際は有休が発生していることを忘れないようにしてください。
どうでしょうか?少しは応援ナースがブラックな仕事ではないと理解できましたか?
以下の記事では更に応援ナースを理解することができるので、もっと詳しく知りたい方は読んでみてください!
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