短期間でがっつり稼げる応援ナースをやってみたい!
でも急性期や忙しい一般診療科は超不安・・・
こういった方には応援ナースで精神科へ勤めてみることをおすすめします!
でも精神科は全然わからない・・・なんだか怖い・・・
といった方へ向けて実際に応援ナースで精神科を経験した編集部員が精神科の魅力をお伝えしていきます。
是非最後まで読んでいただき精神科へチャレンジしてほしいと思います。
精神科の特徴
編集部員もそうだったのですが、はじめて精神科への転職を考えた時はとても不安になったことを覚えています。
何だかわからないことが多く怖かったんです。
だって拘束やら閉鎖病棟やら暴力やらの話などを聞かされると誰だって不安ですよね!?
ですが、実際に応援ナースで勤めていくことで、その不安は徐々に解消されていきました。
ここではまず精神科の特徴をざっくり知ってもらい、少しでも不安をとってもらえたらと思います。
◎ データより観察が大切
まず精神科は一般診療科で行っている看護とかなり違います。
反対意見を恐れずに言いますと、精神科では、一般診療科で用いるようなデータや画像を頼りに看護をしていくことは少ないです。
理由は精神科はこころの病であり、データで表せないこと。
精神科では、水分を摂り過ぎの患者の電解質バランスを見たり、精神薬の血中濃度を見たり、拘束患者の血栓予防でDダイマーの数値を見るくらいのものです。*高齢の患者はこの限りではありません。
精神科ではメインとなる精神症状はデータでは測れないので、主に患者自身の表情や言動、処方内容や内服状況などから判断していくことが多いです。
◎ 入院患者の疾患は統合失調症が一番多い
精神科の入院患者の特徴としては、統合失調症の患者が半数近くを占めることが多いです。
「おや?」と思いましたか?
確かに精神疾患別の割合から考えるとうつ病の方が多いです。
でも入院患者となると、統合失調症の方が断然多くなります。
うつ病を抱えている方は外来患者に多いです。
他、躁うつ病やアルコール中毒患者や薬物中毒患者、パーソナリティ障害の患者など多岐に渡ります。
病院によって全ての疾患が混在していたり、アルコール専門の病棟があったりと違いがあります。
◎ 様々な入院形態がある
一般病院では予定入院と緊急入院がありますが、精神科病院の入院形態は自身の意思があれば入退院できる任意入院。
指定医が入院必要と判断し、家族などの同意が必要な医療保護入院。
都道府県知事の判断・指定医二人の診察にて入院が決定する措置入院【警察が絡むことが多い案件】の3種類があります。
ざっくりと説明すると、入院の重さ的には任意入院→医療保護入院→措置入院の順番となります。
急性期病棟などでは入院形態によって、なんとなく患者の疾患レベルを察して準備します。
◎ 閉鎖病棟と開放病棟がある
一般診療科の病院は救急・急性期・慢性期・回復期など患者の状態によって、病棟が分かれていますが、精神科病院も同じです。ただ精神科病院はまず閉鎖病棟か開放病棟への入院かに分かれます。
ここが一般診療科と大きく違うところであり、精神科経験のない看護師が不安に思うところだと思います。
病棟の特徴を軽く説明すると、閉鎖病棟は24h鍵が掛かっており、患者自身が自由に病棟から出られません。出るには医師の指示が必要となります。
閉鎖病棟には、主に妄想などによって自傷他害の恐れがあったり、迷惑行為などを理由に入院している患者が多いです。
ただあまり不安になりすぎないでほしいのは、閉鎖病棟に入院している患者全てが自傷行為があったり、暴力的なわけではありません。
妄想や幻聴はあっても、殆どの患者は落ち着いています。
疾患によってわずかに自傷行為や暴力的になってしまう患者はいますが、ほんとに一部であり、入院時期によっては全然いないことも普通にあります。
またそういった患者は表情や言動の変化があるので、事前に気付くことも十分可能です。
必要以上に怖がる必要はありませんし、そういった陰性感情は患者へも伝わるので、心配し過ぎないで大丈夫です。
開放病棟とは朝から夕方くらいまで鍵が開いているので、患者が自由に出入りできる病棟となります。
症状も軽く、もうすぐ退院できる患者が入院していることが多いです。
◎ ナースコールがなかったり、ステートをもてなかったりする
入院中は精神面の安定しない患者の自殺企図や精神的に不安定な患者の暴力行為も起こるので、油断はできません。
ナースコールを設置できない病棟もあるくらいです。
(*必要な患者はボタン式のナースコールをもち、それ以外の用事のある患者は自分でステーションまでくる形をとります。)
またナースの常駐品であるステートも首を絞めたりするリスクがある為、必要時以外持ち歩きません。
そのため看護師は常に緊急時のブザーも持ち歩きます。
ただこれも精神科病棟で勤務する上で必要なことでありますが、ブザーが作動することは早々ありません。
というより、ブザーを鳴らす前に患者の表情や言動で察せることは多いです。

応援ナースでの精神科がおススメの理由
次に精神科で勤める上で、まず応援ナースでの利用をお勧めする理由を説明します。
精神科が合わなくても辞めることができる
精神科は看護師によって合う合わないかが結構分かれます。また一般科から精神科へくることに抵抗がある看護師さんもいると思います。
しかし応援ナースならば期間限定派遣なので、精神科の水が自分に合わなかったらまた一般科へ戻れば良いだけです。
正規雇用だと直ぐに辞めるわけにもいかないですが、期間限定で雇用契約が終了とともに退くことができるのは応援ナースの強みです。
給料が良い
応援ナースなので給料はどの診療科で働いても変わりありません。
でも応援ナースでは、正職員の月給を普通に凌駕した給料をもらうことができるので、非常に給料は良いです。
具体的な給料は基本給40万+夜勤手当+交通費などです。
精神科では一般病院に比べて夜勤手当は低いですが、一般病院に比べて肉体的疲労が少なく、夜勤明けも自由に行動できるほど体力が余るので、費用対効果は非常に高いです。
様々な診療科を経験できる
応援ナースの働き方は期間がくると終了か延長かを選ぶことのできる延長ありの期間限定派遣です。
いろいろな診療科を見て、自分に合う診療科を探している看護師さんには、応援ナースは非常に適しています。
特に精神科は心をケアする診療科なので、看護師さんなら一度は経験しておくべき診療科です。
休日に自分の時間をもてる
一般診療科のナースでは、休みの日はごろごろ寝て過ごし、夕方からは次の日の業務を考えて鬱々する方も多いと思います。
しかし精神科ナースは他の診療科に比べて残業もなく疲労が少ないため、自身の休日を充実させることが可能です。
応援ナースでは地方から見知らぬ土地で働くことが可能なため、休日は街を散策に出掛けたり、美味しいものを食べたりと休日を充実させることができます。
精神科で働く応援ナースは休日も充実させることが可能です。
時間に迫られる看護が少ない
精神科は一般診療科と比べて手術や検査がないので、時間に迫られるような看護をする必要がありません。
一般診療科では、手術前後や検査前後などは時間に迫られた看護に日々プレッシャーや疲労感を感じるので、これが「手術がない!」というのは非常に精神的に楽です。
仮眠がとれる
精神科病棟に入院している患者は、麻痺やオペ後でもないため、基本的に急変リスクが少ないです。
そのため、夜間帯も必要とする看護が、精神的に不安定な患者の観察や眠剤、頓服薬の使用くらいになるので、一般病院に比べて仮眠時間も多めにとることができます。
*認知症加算のある認知症病棟は高齢者が多いので急変リスクはゼロではありません。
残業が少ない
精神科は一般診療科にあるような残業がほとんどありません。急性期病棟などで終了間際の入院などがあった際は残ることはありますが、基本的に定刻で上がれることが多いです。
一般診療科の残業に慣れている看護師が精神科へくると、退勤時刻ピッタリに帰る光景に、外国で働いているのかと錯覚を起こすでしょう。
精神科の仕事とは?
ここまで読んだ方なら一般診療科の病院とはかなり違うことがわかったと思います。
精神科病院は命に関わるような疾患をもつ患者が相手なのではなく、幻聴や妄想、うつなどにより日常生活ができなくなっている患者を日常生活に戻すべく看護していくことが仕事となります。
そのため、肉体的侵襲による看護がないかわりに、自殺企図や暴力行為などを起こさないようなアプローチや患者の観察が必要となります。
確かに何が起こるかわからないといった緊張感はありますが、日に日に良くなる患者を見ることもできる素晴らしい診療科でもあります。
そして自身のプライベートも失わずに働くことができます!
是非一度精神科の門を叩いてみてください!
迷っている方は、期間限定の応援ナースでチャレンジしてみてください!
きっと精神科の沼にハマりますよ!
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そもそも応援ナースって何なのよ?といった方は以下記事もご覧ください!