ナースパワーの北海道応援ナースで夏を過ごしてきたので、その実態を報告します。

ここでは北海道応援ナースに興味があるけど、イメージが湧かない方へ向けて、実際に利用した体験談をご紹介します!

2019年ナースパワーの北海道応援ナースで北海道根室市の精神科病院へ半年赴任してきた体験談となっています。

これを読んで是非応援ナースをチャレンジするきっかけになってくれればと思います。

 

退職理由と北海道で働いた理由

まず簡単に私の自己紹介をさせてください。

私は埼玉県の大学病院で奨学金を返し終えた後、5年目を機に退職しました。

退職理由は業務がとにかく忙しいだけでなく、委員会活動などもあって、残業なく帰れた日が数えるほどしかなかったことにつきます。

大学病院だけあり、様々な疾患や看護について学ぶことはできましたが、さすがにこのまま一生勤めることはできないと感じて退職しました。

退職後は2ヶ月ほどゆっくりしましたが、当然収入がなく、お金だけが出ていく生活に焦りを感じてナースパワーの応援ナースに辿り着きました。

当初沖縄での応援ナースも考えましたが、給料の違いで北海道応援ナースに決めました。

 

やーこ
北海道応援ナースは首都圏応援ナースと同じ「基本給40万+夜勤手当」となっています♪

 

そして紹介された北海道の応援求人の中から根室市の精神科病院を選んで赴任することになりました。

 

北海道の根室市とは

まず簡単に北海道根室市についてどこにあるかわかりますか?全然わからないですよね?自分もグーグル検索して驚きました。めっちゃ東にあるんですよ。隣には歯舞群島があります。小学校の時に習った島です。

 

また北海道根室と入力すると続けて「ふるさと納税」と出てくるくらい、ふるさと納税の返礼品である海産物で有名な市でもあります。

 

 

根室市の気候は?

夏にかけて行ったのですが、朝は霧が掛かる程湿度が高いことはありますが、気温が低いためか、埼玉・東京のようにじめじめする感じはありませんでした。埼玉の夏に比べたら格段に涼しいです。埼玉では毎年40度近くまで上がりますが、根室では30度にすら達しませんでした。むしろ夕方以降は寒いです。半年で切り上げたので、冬本番の気温はわかりませんが、零下に突入するようです。

以下は根室市の30年間の気候平均となります。

 

1991~2020年平均値
平均気温 最高気温 最深積雪 雪日数 霧日数
1月 -3.4 -0.9 21 23.2 0.7
2月 -3.8 -1.2 29 20.5 1.7
3月 -0.8 2.2 25 19.4 4.4
4月 3.5 7.4 12 12.9 7
5月 7.7 11.9 0 2.6 11.4
6月 10.9 14.9 15.9
7月 14.9 18.7 20.1
8月 17.4 20.9 15.7
9月 16.2 19.4 8.4
10月 11.6 14.7 0.7 2.6
11月 5.6 8.6 2 6.1 2.1
12月 -0.5 2.1 15 17.5 1.8

気象庁データ

 

病院の特徴

私が応援先として赴任した北海道の精神科病院では、土地柄なのか内科的疾患を併発している高齢の患者さんが多かったです。

そのため、業務内容は点滴、経管栄養、食事介助、おむつ交換、褥瘡処置などの生活介助が多く、精神面を見るような看護は少なかったです。そのため仕事はルーティン業務になりがちでした。

夜勤も業務内容としては変わりありません。仮眠時間に関しては、何もなければ5時間とることができました。大学病院では2時間とることも難しかったので、5時間もあると普通に寝れました。

設備は古く、ディスポのエプロンなどはなく、再利用できるものは滅菌消毒して使用するといったスタンスでした。大学病院から来た身としては、「これもないのか・・、感染予防が・・」といった想いを抱くこともありましたが、そこは派遣の身ですし、その病院にはその病院のやり方があるので、受け入れて仕事をしていました。

残業は終了間際の入院などでたまにありましたが、ほとんど残業することなく帰らせてもらえます。派遣は残業代が出せないのが理由のようでした。それでも残業した際は、残業した時間分、次の日早く帰ることができますので、不満はありませんでした。希望休は希望すればしっかりとれました。記録物は紙カルテです。

 

 

病院の寮はどう?

寮はとても古くて築50年を超えていました。

北海道でも端っこであり、歴史のある病院だったので、寮がぼろいのはある程度覚悟していましたので、それほど驚きはしませんでした。普通に生活はできました。

ちなみに寮費は月2万円でした。(光熱費別)

寮にエアコンはありませんが、サーキュレーターで十分乗り切ることができました。

ただ北海道なので冬場は常に暖房をいれるので光熱費が高くつくそうです。(冬までいなかったのでわかりません。。。ごめんなさい。。)

 

 

病院の職員さんの人柄

精神科病院では60歳以上の看護師さんも多く活躍されていました。皆優しく話しかけてくれて、とても仕事がしやすかったです。

お局的な方もいましたが、意地悪な感じはなく、世話好きな人といった感じで、一緒に仕事をしていて全く気になりませんでした。

 

 

北海道応援ナースの給料は?

 

北海道応援ナースでは基本給40万+夜勤手当での契約でした。

東京で応援ナースをするのと変わりない給料でした。

残業代は出ませんでしたが、残業した時間分、次の日早く帰ることができる病院でした。

 

 

根室市での休日の過ごし方

少し離れたところに明治公園がありますが、遊ぶようなところはないため、やることがありません。自然と貯金できます。

沖縄では海のアクティビティにお金が掛かると思うので、北海道は貯金するにはもってこいのところでした。

ただ毎日カニやウニを食べてばかりでは当然貯まりません!

 

赴任中、2度釧路まで電車に乗って出掛けましたが、片道2時間は掛かるので手軽には行けません。

ほとんど部屋でスマホを弄るかゲームをして過ごしていました。

 

 

根室市の食べ物は?

海産物が劇的に美味しいです。北海道の食べ物って何でも大きいということを行ってみて知りました。牡蠣にしてもウニにしても何もかもビックサイズでした。

根室は花咲ガニが有名ですが、さんまも無料で提供される【根室さんま祭り】がある程、脂が乗ったものを食べることができます。

因みに花咲ガニをたらふく食べることができる【根室かに祭り】もあります。

他にも鮭やいくら、ホタテなどあらゆる海産物がありますが、どれも美味過ぎます。

 

*2021年はコロナのため、「根室さんま祭り」「根室かに祭り」共に中止です。

 

 

根室市のお店は?

病院前にツルハドラックがありますが、食料品が少ないので、少し離れたイオンまで歩いて買い物に行っていました。イオンでは大体のものは揃います。

あとはやきとり弁当で有名なコンビニのタイエーも少し歩けばあるので、何度か買いにいきました。根室に行ってはじめて存在を知りました。因みにやきとりといいつつ豚肉ですw

 

 

外食は根室駅周辺やイオンを少し過ぎたところに美味しい店が沢山あり、何度か職場の人と食べに連れてってもらいました。チボリのミートスパと蝦夷鹿の味に感動したのを今も覚えています。またカニの庄屋は花咲ガニが食べれるので最高でした。

 

 

北海道応援ナースを体験しての感想

仕事は以前の病院に比べてストレスなく勤めることができ、正直かなり余裕がありました。

職員も皆優しく助けてもらえました。生活においてはあまりやることはなかったですが、その分お金を使わないで過ごすことができたので良かったです。

食べ物に関してはやはり北海道は一番美味しいです。正直何でも美味しかった気がします。(あくまで個人の感想です)

夏も冬も毎日外で遊びたいといった方には、暇を持て余してしまうかもしれませんが、暑い夏が苦手な方でお金を貯めたい人にはピッタリおすすめできます。

私は根室でしたが、根室以外にも働き場所は全国各地にありますので、まずは以下の転職サイトへ登録して探してもらってください!

 

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