ほんとはもっと笑いたい。
でもここの病院はなんだか違う。
ここに私の居場所はない。
看護師さんの中には、こうした気持ちを抱いて退職に踏み切った看護師さんもいると思います。
筆者も同様の気持ちで退職した経験があるので激しく同意できます。
ここでは次の転職先において、もっと自分を発揮して楽しく仕事ができるような職場を選ぶ方法を紹介します。
「どこも病院は一緒!とりあえず給料だけ高ければいい!」という強メンタルの看護師さんは別のサイトを参考にしてもらえると良いと思います。
職場が人生を楽しいものにする
職場は人生をいかようにも変えます。
夢中になるほど仕事をして楽しく充実した日々を過ごすこともできます。
また会社で最高の仲間に出会い、最高の時間を過ごすことができたりします。
人によっては最高の伴侶に出合い最高の笑顔を見つけることごできたりもします。
まさに会社(病院)は最高な時間や思い出を得ることができる場です。
反対に良い職場に恵まれないと、人生に悔いを残します。
人生で最も長く関わる職場で、自分らしさを発揮できずに、仕事を終えることだけは絶対に避けなければなりません。
給料の多い少ないに左右される人々
職場は人生にとってとても大切なものです。
しかし求人を探す看護師さんの中には、給料の多い少ないで病院選びをする方がいます。
というかかなり多いです。
筆者自身も同じでした。
確かに給料は大切です。
給料が良ければ、欲しい物を値段をそこまで気にせずに買うことができるし、子供を習い事に不自由なく通わすこともできます。
「それに病院ならどこもやることは変わらないので、給料が高い方がいいに決まっている」と思う方もいるかもしれません。
まして、給料が低い方が、いちいち値段を気にして物を買ったり、精神的な余裕がなくなって夫婦喧嘩のもとになったりするという方もいます。
できるだけ多くの給料を貰える職場を見つけたい
そう思ってしまうのは自然です。
ですが、給料だけを考えて仕事を決めてしまうと残念な結果を招いてしまうこともあります。
給料に振り回された末路(筆者の実体験)
筆者は前の職場を『給料』を中心に据えて選びました。
給料もらえればどこの病院も同じだと思っていたからです。
今思うと完全に間違えた選択でした。
自分の勤めた職場は某テレビ番組で特集されるほど評判の良い病院でした。
ですが働いてみたら見事なブラック企業でした。
院長はやり手も完全なワンマン経営であり、部下は絶対服従。
ボトムアップの社風を押し出すが、実際は完全なトップダウン。
社員は常に働き通し。毎月数十時間のダダ残業。勤務1時間以上前の出社が必要。
文句を言おうにも、病院側は看護師の最も弱い「患者のため」「責任感」という言葉を巧みに用いて、不満を言えなくします。
表向きは患者のために評判の良い病院も、中身は社畜製造工場でした。
結果、職場環境が最悪であり、給料に関しても残業代が出なかった為、結局安月給でした。
このとき給料だけを見て仕事を選ぶことが、どれだけバカなことだったのかを身をもって理解しました。
絶対に給料だけで職場選びをしてはいけません。
ブラックな職場に見られる特徴を発見
もう少しだけ筆者の話を聞いてください。
筆者は病院を逃げるように辞めた後、次に働く病院を決めかねていました。
もう二度と同じような辛い想いをしたくなかったからです。
そこでいろいろな情報を収集することで、悪い職場がどんなものかを研究した結果を見つけました。
メンタリストDaiGoさんの『今すぐ転職すべき職場ランキング』でも紹介されています。
これは南フロリダ大学の2011年に発表された研究を元にしていおり、一つでも当てはまったら転職すべきとして紹介されています。
これから職探しをする人は是非参考にしてください。
絶対に避けるべき悪い職場の7つの特徴
以下の内容に自分の職場が当てはまっていたら要注意とのことです。
仕事を辞めたくなる職場のストレス原因トップ7
1位 仕事上の制限が多い
何かをしようとしても、ルールでできなかったり、権限がなかったり、誰も協力してくれなかったりなどの仕事上の制限(やりたくてもやれない)があるときに一番辞めたくなるほどのストレスが掛かります。
患者の訴えに対して、時間・人数が足りなくて出来なかった。またはドクターからの指示がないため対応したくてもできない。など看護業務は思い起こせば制限によって出来ないことが山のようにあります。

2位 役割の衝突
上司や先輩で言っていることが違って起こるストレスなどです。
例えば病院での処置や輸液の交換時などで、教わる先輩ごとに手順が違っていたりした場合、新人職員はどっちを手本にすればいいのかわからず葛藤を覚えます。教わったことをしても、いちいち指摘されて怒られてしまいます。これは本当にストレスです。

3位 ネガティブコミュニケーション
嫌味を言われたり、関係性がネガティブな場合などに起こります。
看護師の場合、根拠や理詰めでマウントをとろうとしてくる先輩看護師さんは非常に多いことから、このストレスは相当なものです。

筆者は新人の時に特定のプリセプターから、無視や怒鳴られることが毎日あり、眠れなくなって鬱的になった経験があります。
4位 作業負荷が高い
とても時間内に終えることのできない仕事量や緻密な仕事内容などのストレスです。
入院が連続したときや時間が迫っているときのルート確保、ドクターの介助業務なども慣れていないと作業負荷が高く、とてもストレスです。

5位 役割が曖昧
自分が何でその仕事を行っているかなど意味がわからない場合にストレスが掛かります。
自分が患者にとって何が役に立っているのか、病院にとって何の役に立っているのかなどが曖昧だと精神的ストレスが溜まります。

6位 コントロール感の不在
勤務時間が決まっていたり、マニュアルが厳格に決まっている場合など、自分で決めることができない(コントロールできない)場合などにストレスを溜めるとのことです。
病院勤務だと医師・上司の言うことは絶対で意見を言えなかった。大病院に所属している看護師程このストレスは強いかもしれません。

7位 長時間労働
言葉の通り、時間外労働となっています。これは誰しもが辞めたいと思う王道の問題ですね。

以上となります。どうでしょうか?以前の職場はどこか当てはまっていましたか?
きっと辞める原因に当てはまることが多かったと思います。
筆者の職場は殆ど当てはまっていました。。。
確実にブラックな病院を避ける方法を遂に発見
これら悪い職場の特徴を知ることで、転職の際にどういったことに注意すればよいのかはわかりました。
しかしここで問題があります。
実際に働かずして、悪い職場の特徴をどうやって知るのかということです。
求人情報だけでは給料や休みがわかっても病院内部の情報はわかりません。
実際、筆者は病院のホームページの求人情報だけを信じてブラック企業(病院)へ入職してしまいました。
この問題をどう解決するか。
ハローワーク?
ネットの口コミ?
病院を知っている知人に聞く?
ホームページの求人情報よりは信ぴょう性は高くなりますが、自分の人生をハロワークの情報やネットの口コミだけで信用するのは不安です。
事実ハローワークでは、求人を紹介してもらっても、求人票に出ている情報だけでは良い職場かどうか判断できません。
またネットの口コミでは、投稿者の投稿時期が古いこともあり、今の職場を反映しているとは限らないからです。
ではどうするのか?
最適な方法を発見しました。
良い職場を見つけるには転職のプロに相談するのが最適解!
良い職場へ転職するのに絶対に必要なこと
それはプロへの相談です。
「餅は餅屋」という諺もあるように、転職のことは転職のプロに紹介してもらうのが間違いありません。
単純ですが、これが何より転職の成功率を高めます。
転職サイトは今までに多数の看護師を病院へ紹介していることから、病院内部でしか知りえない情報をもっています。
また転職サイトへ登録している病院の実情も把握しています。
だからこそ実際に働かずして職場の生の情報を得たかったら、転職サイトを利用するのが一番の最適解となります。
以下は数ある転職サイトの中でも、求人数が多く、情報量にも定評があり、何より利用者からの信頼も高い転職サイトとなります!
『看護のお仕事』なら転職希望者の抱く不安を解消できます。
ですが「転職サイトって登録しないといけないし、なんだか評判良くないよね」といった理由について説明していきます。
ミスマッチな診療科や仕事を紹介してくる
転職サイト利用で一番多い悩みは「見当違いの求人を紹介してくる」というミスマッチな仕事紹介です。
ミスマッチの問題は転職サイト自体の扱っている求人数が少なかったり、転職希望者の転職理由をキャリアアドバイザーがしっかり理解していなかったりすることで起こります。
『看護のお仕事』では看護師転職の大手でもあることから、6万件以上と抱負な求人数をもっているので、希望の仕事が見つからないということは少ないはずです。
希望の求人が少ないときは、単に転職サイト自体にきている募集数がリアルタイムで少ないケースか転職希望者の要望が高すぎるケースが考えられます。
こういった問題を限りなくゼロに近づけるには、
- 早めの転職活動(最低3か月以上前)
- 希望をしっかり伝える
ことが大切です。
単純ですが、希望の転職をする際に一番大切です。
転職は人生にとってとても大切な選択となります。
キャリアアドバイザーは転職希望者のヒアリングを元に仕事を探してきます。
ある種キャリアアドバイザーは転職希望者の分身であり相棒です。
この相棒が、
より多くの求人を見つけて転職希望者へ紹介してもらえるように、しっかり仕事を探せる期間
より希望に添った求人を紹介してもらえるように、自分の希望をしっかり伝えておくこと
これが満足する仕事を紹介してもらう秘訣となります。
これによって
「慢性期しか経験したことないのに、平気で急性期ばかり紹介してくる」
「整形外科しか経験ないのに、脳外や循環器を紹介してくる」
といった看護師心理を全くわかっていない!
といった不満が解消できるはずです。
連絡がしつこい
電話がしつこいといった問題も意外と多いです。
「仕事中に電話が掛かってきた」
「毎日毎日電話が掛かってくる」
確かにこんなペースで電話が掛かってきたら、求人紹介を頼んでいるとはいえ引きます。
こういうことのないように、ヒアリングの際に、電話のペースや掛けてくる時間、もしくはメールでの連絡を希望など伝えておくと良いです。
もし転職希望者の希望を無視して電話などが掛かってくるようなら、素直に別のキャリアアドバイザーへ変更してもらいましょう。ここで変えてもらえないようなら別の転職サイトへ登録しましょう。
ちなみに『看護のお仕事』では、ヒアリング後のお仕事紹介では、LINEでのやりとりが可能となっています。
電話でいちいちやりとりをすることが苦手な方は、LINEでのお仕事紹介が可能な『看護のお仕事』をおすすめします。
看護のお仕事を利用した看護師さんの声
東京都:Kさん 26歳・女性
『看護のお仕事』で働きたい病院が見つかりました。
サービス残業の多さで身体も心も燃え尽きて転職しました。
女性のスタッフでしたが、ちゃんと話しを聞いてもらえて、無事に新しい職場が見つかりました。
入院も少ない病院へ転職できたので大満足です。
愛知県:Yさん 32歳・女性)
保育所併設の仕事場を見つけてもらいました。
子供が小さいこともあり、保育所が併設されているところを探してもらいました。
いくつか提案を受け、無事に保育所併設の病院へ転職できました。
今は子供の送り迎えの手間もないし、安心して預けられるのでとても気持ちよく仕事をできています。
ありがとうございました。
愛知県:Hさん 23歳・女性)
人間関係が原因で転職しました。
人見知りの影響もあり入職当初から中々職場に馴染めず2年もたずに退職しました。
2年目であり、仕事が見つかるか不安でしたが、看護のお仕事では沢山紹介してもらえました。
今回の病院は職員の方も年齢が近い看護師さんが多く、うまくやっていけそうな気がします。
求人はナマモノなので良い求人から当然なくなります。
当たり前ですが、求人はレア求人もあれば、常に出ている定番求人もあります。
レアな求人は出たと同時になくなることもあります。
SNSの発達*に伴って、この傾向は高まっています。
まさに求人はナマモノです。
鮮度良い人気案件に出会いたければ、事前に登録をして、いつでも確認できる準備をしておくのは必須といえます。
昨今、一時のタピオカブームや鬼滅の刃や呪術廻戦のブーム、任天堂スイッチやPS5などを見てもわかる通り、SNSの発展によって、情報の入手が容易くなって手に入りづらくなっています。求人業界も同様のことが起きています。
これは求人の世界にも言え、コロナ禍によって、コロナ受け入れを積極的に行っている大きな病院から、受け入れができない(行っていない)病院への流れが加速しています。
時期によって求人数に違いがあります。
求人は時期によってムラがあります。
「求人がある時期」はいろいろな求人が豊富にありますが、「求人がない時期」にはいつも募集の掛かっている定番求人しかないこともあります。
概ね退職の多いボーナス後の1~3月、7~9月などは退職者がでることもあり、多くの求人が出ています。
沢山の求人の中から良い求人を選びたい方は、求人が集中する時期を狙うと良いと思います。
ただ求人が沢山出ている時期でも、募集枠は数人ということも多いです。
人気のレア求人などは1~2人ということもある為、登録だけでもしておくことをおすすめします。
現在転職サイトを利用・お仕事紹介を受けている達人は5人に1人。今後益々増加します!
ネットを使いこなす現在、転職サイト*を利用しての転職活動は加速しています。
数年後にはハロワークや求人サイトより転職サイトを利用する人の方が増えることが容易に予想できます。
転職サイトの利用で、利用者自身がマイナスに働くことが全くないからです。
プロ野球選手がエージェントをつけて交渉するのと同じです。
稼ぐのは選手、契約はエージェントが代わりに行うといった考え方です。
正直ハローワークや求人サイトをしての転職活動では、情報収集に限界がありマイナス要素が大きいです。
転職サイト利用での転職活動をおすすめします。
*ここでいう転職サイトとはキャリアアドバイザーなどに仕事を紹介してもらえる転職形態のことです。
お客様の声
東京都:Nさん 29歳・女性
看護学校卒業後は奨学金の支払いもあったため、東京都指定の総合病院で働いていました。忙しいときはお昼ごはんも食べれないほどで、常に辞めたい気持ちでしたが、なんとか5年間働いて奨学金の返済も完了できたので、退職しました。
退職後は少しゆっくりできる職場がいいと思いネットで見かけた転職サイトへ登録しました。
それが看護のお仕事でした。
私についてくれた担当の方は同い年の女性の方で、相談もしやすく沢山の仕事を紹介してくれました。
前より落ち着いた職場で給料も良いところ、見学もしたい、退職率が低いところと希望を沢山伝えても、それに応えて沢山の職場を紹介してくれました。
その後、気になった職場の見学もして、雰囲気も良かったので入職したい気持ちがあったのですが、給料だけが不満だったことを担当者へ話したら、担当者は直ぐにその職場と交渉もしてくれました。
その甲斐あって最初提示された額よりも給料が2万円上がりました。年収でも30万円以上UPしました。
前の職場から比べたら80万円以上も上がりました。
正直看護のお仕事を利用しなかったら、ここまでの希望通りの転職は無理だったので、非常に満足しています。
筆者が最後に伝えたいこと
どんな人にも自分に合う職場は存在します。
今楽しいと思えないのは、きっとまだ自分に合った職場に出会ってないだけです。
だから大丈夫です。看護のお仕事でならきっと見つかります。
筆者みたいな人間ですら見つかっているので大丈夫です。
ただ曖昧な条件だと、腑に落ちない職場ばかりを紹介されて、転職サイトは使えないといった不満を抱いてしまいます。
しっかり自分を把握し、希望の条件を伝えれば、きっと満足のいく職場を紹介してもらえます。(職場見学も絶対にしたほうがいいです!)
新しい職場で働くのは自分、新しい職場で楽しい気持ちを抱くのも自分です。
キャリアアドバイザーとともに満足のいく楽しい仕事を見つけてください。
こっそり応援しています。
もっと『看護のお仕事』について知りたい方は以下の記事もお読みください。