クリニックへのすゝめ!看護師1年目、3年目以上の転職ならなお良し!

クリニックとは

クリニックとは診療所のことを指しており、病床数は19床以下の入院施設のない医療施設のことを言います。

○○医院とか○○耳鼻咽喉科なども診療所であり、クリニックと同意です。

現在全国のクリニック(診療所)数は17万件以上あり(うち7万近くが歯科診療所)、病院の約8,300件と比べると、20倍クリニックの方が多く、如何にクリニックの数が多いかわかると思います。

また歯科クリニックを除く10万件のクリニックのうちの94,000件は無床のクリニックとなっています。

因みに東京で13,387件、大阪で8,462件と都市部に集中している傾向があります。

 

クリニックの種類は?

内科、内分泌科、糖尿病科、心療内科、呼吸器科、消化器科、循環器科、アレルギー科、リウマチ科、小児科、精神科、神経科、神経内科、外科、整形外科、形成外科、美容外科、脳神経外科、呼吸器外科、心臓血管外科、小児外科、産科、産婦人科、婦人科、眼科、気管食道科、耳鼻咽喉科、皮膚科、泌尿器科、肛門科、性病科、リハビリテーション科、放射線科など多くの種類があります。

他にも歯科クリニックもあるので、クリニックとはいえ、興味のある分野で働くことが可能です。

 

やーこ
一口にクリニックといっても、診療科別で沢山あることがわります!

クリニックの割合

下記の図は看護師・准看護師の勤めている施設割合となっています。

病院 クリニック 老人保健施設 福祉施設 訪問看護
総数 62.6% 20.6% 2.9% 4.1% 3.0%
看護師 69.4% 16.1% 2.0% 4.2% 3.5%
准看護師 38.7% 36.2% 6.2% 7.8% 1.3%

*参考:2016年厚生労働省医政局看護科調べ

この結果から看護師の割合は病院勤めが7割近くを占めますが、全体の16%ほどはクリニックへ勤めていることがわかります。

准看護師の割合でいうと、病院とクリニック勤めの割合がほぼ同数となっています。

ここからクリニックは比較的准看護師の方が多い職場だということがわかります。

 

次の図は看護師の年齢別就業場所の割合となっています。

上記からクリニックを希望する看護師は30歳を超えたあたりから増えてくるのがわかると思います。

 

この二つの図からクリニックは病院に比べて准看護師の方が多く、30歳以上の看護師が働きやすい職場であるということができます。

 

 

クリニックの業務内容

業務内容は採血や注射、点滴管理、診療補助などが中心であり、一般病院を経験していると、比較的スムーズに勤めることができます。

またクリニックは従業員数が少ないので、一般病院では関わらなかった医療器具の消毒やレントゲンの現象なども業務としてあるところもあります。

また一つの診療科に特化したクリニックも数多く存在しているので、働くクリニックによっては、専門の知識が必要になることもあります。

そういったクリニックで働くことを検討している方は事前に勉強しておくと良いでしょう。

ただ一般的にクリニックを訪れる患者は、入院の必要がない患者が多い為、病院程ピリピリしたムードや煩雑した忙しさになることは少ないです。

内科や外科など複数の診療科目を扱っているクリニックや有名クリニックなどの繁忙期などは、残業するほど忙しくなることもあります。

 

 

 

クリニックの特徴(給料、休日、福利厚生、勤務地など)

給料

クリニックは夜勤がないので、手取り20-30万(月給25-35万)前後が多いです。

透析を扱っているクリニックだと年収500万以上のところもありますし、美容系だと年収600万以上になるところもあります。

基本規模の大きなクリニックになるほど高給与のところが多いです。

またクリニックは院長が経営者のことが多い為、交渉によっては募集より給料が上がるなんてこともざらにあります。

地方と都市の給与に大きな差はありません。

 

休日

休日数は、一般病院に比べると、多いところが多く、年間休日数120日超えはざらにあります。

下記に休日の定義を載せておきますので、求人情報を確認する際には、しっかりチェックしておくことをおすすめします。

求人情報に記載されている休日の定義について

週休2日制~1か月の中で週2日の休みが月に一度以上あること。それ以外の週が週1日休みのこともあり。最低年間休日60日。

完全週休2日制(土日)~毎週2日の土日が休みであること。1年は52週なので、年間休日104日ということ。

完全週休2日制(土日祝)~毎週2日の土日休みがあり、かつ祝日も休みであること。年間休日120日。

完全週休2日制(原則土日祝)~毎週2日の休みがあり、且つ祝日数も休みとしてカウントされること。年間休日数104+祝日数16日の合計120日。土日祝が休みとは限らない。

完全週休2日制(原則土日祝)+年末休暇~毎週2日の休みがあり、且つ祝日数も休みとしてカウントされる。さらに年末休暇もあり。年間休日数104日+祝日数16日+年末休暇(会社によってちがう)=120日+年末休暇となります。

休日は年間休日日数で確認することが大切!!!

ただクリニック自体、小規模経営をしているところが多く、従業員も少ない為、病院に比べて休みの希望がとりづらいところもあります。

休みをとる際は、同僚への配慮が必要になるといえます。

 

福利厚生 ←←←超重要!!!

クリニックではこの福利厚生が一番重要だと言えます。

一般病院では当たり前に入っている健康保険や厚生年金が、従業員5名以下のクリニックだと、事業主側に健康保険や厚生年金への加入義務がありません。

クリニック側が社会保険に加入していないと、従業員は国保、国民年金になってしまうので、注意が必要です。

入職前にクリニック側が社会保険に加入しているのかを必ずチェックするようにしましょう。

5人以上のクリニックは社会保険強制加入ですので、こうした心配はいりません。

また子供を預かれる託児所などの環境が整っていないクリニックは多いですので、まだ小さなお子さんをもつママさん看護師は確認が必要です。

 

勤務地

クリニックは病院と違い、小規模運営が可能な為、駅近にあることが多いです。

また病院に比べて数も圧倒的に多い為、希望の勤務地を見つけられると思います。

 

クリニックへ勤める前に知っておくべきこと!

個性あふれる院長が多い

個人経営のクリニックが多く、院長の個性が強いことがあります。

クリニックでは、院長の個性の強さで働きづらさが決まったりします。

クリニックへの転職を考えている方は、とにもかくにも院長の人柄を知った上で入職するようにしましょう。

 

家族経営になっていないか

クリニックでは、院長の他に奥さんがナースとして働いていたり、息子が事務にいたりする家族経営の場合があります。

こうした職場の場合、院長家族の人柄にもよりますが、勤める側はとても気を遣うので、個人的にはあまりおすすめできません。

入職前に必ずチェックしておくようにしましょう。

 

クリニックに向いている看護師は?

日勤だけの勤務を希望する人

クリニックは外来診療がほとんどのため、産科などでなければ、基本夜勤はありません。

そのため、小さなお子さんのいるママさん看護師や夜勤は勘弁という看護師さんには、クリニックは非常に向いています。

また夜勤があっても、病院に比べて病床数が少ないので、一般病院よりゆったりと仕事ができます。

 

残業嫌いな人

看護師さんの中には、子育てをしているママさんもいると思います。

そうした方にはお子さんの為にも、残業のほぼないクリニックはおすすめです。

ただ忙しいクリニックなどでは、残業があるところもあるので、入職前にしっかり確認しておくことをおすすめします。

 

プライベートな時間を大切にする人

前述同様、お子さんがいたり、趣味などに時間を掛けたい方にとって、休日の多いクリニックはおすすめです。

平均しても120日、多いところでは140~150日の休日があるところもあります。

そのため、プライベートを大切にする方にクリニックはおすすめです。

 

ゆったり働きたい人

基本的に一般病院に比べて、OPEなどがないことからゆったりしているクリニックは多いです。

ただ評判の良いクリニックや花粉の時期の耳鼻科など繁忙期に異常に混むクリニックもあるので、事前の調査が大切です。

 

ルーティンに飽きない人

クリニックは急患やOPEなどがない為、イレギュラーなことが起こりづらいです。

また業務内容も覚えてしまえばルーティン化するので、人によっては物足りなく感じるかもしれません。

クリニックは同じ作業でも飽きずにコツコツ行える人が向いているといえます。

 

じっくりと専門的知識を学びたい人

クリニックは病院と違い、専門的な分野を扱っていることが多いです。

その分野に権威のあるドクターなどもいます。

病院と違い、比較的学ぶ時間もあるクリニックでは、しっかりと専門的知識を学ぶことができます。

 

委員会や研究発表が嫌な人

病院ではある程度キャリアを研究発表や重要な委員会などをもたされることがあります。

特に看護研究は、非常に時間が掛かる上、普段の業務も行いながら作成しなければならず、休日返上しての作業になることも多いです。

クリニックではこうしたイベント事がない為、安心して業務に向かうことができます。

 

 

まとめ

クリニックは、少数な運営であり、人間関係においてアットホームな面を期待できる反面、院長や同僚と気が合わなかったら最悪の職場と化します。

また入職前の院長チェック、院長の奥さんが同じ職場に勤めていないかの確認も怠らないようにしてください。

さらに従業員5名以下だと、事業主側に健康保険や厚生年金への加入義務がないこともあり、社会保険に加入していないことがあります。

クリニック側が社会保険に加入していないと、求職者が社会保険料を全額自分で支払わないといけなくなりますので、入職前にクリニック側が社会保険に加入しているのかを必ずチェックするようにしましょう。

残業もサービス残業になるところが多く、給料も病院に比べると低い面があります。

こうして見ると、デメリットの方が多いようにも思えますが、中規模のクリニックで、福利厚生がしっかり完備されていて、良い院長や同僚に恵まれれば、とても働きやすい面もあります。

クリニックは、時間に制約のあるママさん看護師などにはおすすめできますので、ぜひチャレンジしみてください。

 

クリニックに転職した看護師が良かったと思う事5選【給料も教えます】

 

以下にクリニックに強い転職サイトを載せておくので、登録して自分に合ったクリニックを探してもらうと良いと思います。

美容クリエイティブ

看護のお仕事

 

看護のお仕事以外にもおすすめのサイトは以下にあるので、気になる方は合わせてクリックして確認してみてください。

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