これから夜勤だ、、、辞めたい。。。
夜勤前ってほんと憂鬱になりますよね。
急患はいっていないか、状態の危ない人は誰もいないか。。
夜勤前でも病院のことを考えてしまい、リラックスできずに過ごす方もいると思います。
ここではそんな夜勤に対して嫌悪感すら抱いている看護師へ向けて書いてあります。
看護師の夜勤がきつい・つらいと感じる10個の理由
相方との相性が悪い
何といっても夜勤はこれが一番重要です。
相方が関係性の良い人と組むと、仕事はスムーズに進むし、仕事へ集中できます。
例え忙しくてもお互い声掛けして助け合えるので、大変でも前向きに仕事をこなせます。
しかし相性が悪かったり、プリセプターなど過度に緊張が上乗せされるような相手との夜勤になると、これはもう苦行と化します。
相性の悪い相手との夜勤は、業務もスムーズさを欠き、リズムも崩れるため、ストレスフルな夜勤となります。
解決策
苦手とする相手やプリセプターには、こちらから勇気をもってコミュニケーションをとってみるのも一つの解決手段になります。
理由として、自分が苦手と感じている空気は、相手にも必ず伝わっているものです。
そこで苦手でも敢えてコミュニケーションを図ってみることで解決することもあります。
漫画のように相性の悪い者同士を組ませて過酷なミッションを行うと、それを終えた後に仲が良くなるみたいなケースもありますので、勇気を出して一言発してみてください。
相手を知ることで、意外と共通点があって親近感をもてたり、その人の物事の考え方などを理解することで、見方が変わることもあります。
ただ、苦手な相手はどうやっても苦手であったり、一言発しても改善しないようであれば、もうただひたすら仕事だけに集中しましょう。
ただただ仕事をして、日が昇るのを待ちましょう。
また勇気をもって、シフトを組んでいる上司へ相談してみるのも一つの手です。
業務に支障を来すほどの関係性だった場合、夜勤で一緒に組まないようにシフトを調整してくれることもあります。
動悸がするほど、人間関係が合わない相手の場合は、一度上司へ相談してみることをおすすめします。
私が苦手の相手と夜勤をする時は、とにかく余計なおしゃべりせずに仕事だけに集中して行っています。またこういった時に受け持ちの評価なども行って時間を無駄にしないようにしています。
勤務時間が長くて心身とも疲れる
夜勤ってほんと勤務時間長いですよね。。。
2日分を働くから長いのは当たり前かもしれませんが、そもそも毎回情報収集で1時間前くらいの出勤を強いられるし、残業もつきものなので、実質18時間近く拘束されているのと同じですよね。
緊張した時間を18時間も続けると、ほんと心身ともに疲弊します。
解決策
病院によっては、3交代制を敷いているところもあるので、夜勤での疲弊が著しいときは、3交代への変更をお願いしてみると良いと思います。
2交代制しかないときは、夜勤の回数を少し減らしてもらうなどの対応を上司へお願いしてみましょう。
病院の中には夜勤好きの看護師もいるので、問題なく変更してくれるはずです。
ただ3交代へ変更すると、当然日勤が増えたり、日深も出てくるということを考慮にいれましょう。
過酷な勤務形態(3交代)
病院によっては、3交代制を敷いている病院もあります。
2交代に比べて3交代は体力的に楽ですが、その分過酷な勤務形態になることがあります。
例えば夜中の出勤(深夜業務)が3連続で続いたり、日勤終えた後の夜中に出勤しなければならないこと(日深という一番悲惨なシフトパターン)もあります。
日深勤務で、日勤が忙しく残業せざる得ないときなど(殆どですが・・・)は最悪です。
帰ってご飯食べて、1時間ほど寝たら出勤なんてこともざらにあります。
人によっては、日勤後、深夜に備えて病院へ泊る人もいます。
解決策
体力に自信がある人は、上司へ2交代制に変更してもらうのも解決策です。
ただ当然、拘束時間が長くなるので、夜勤終了時には心身ともぼろぼろになります。
2交代にするか3交代にするかは、人によって合う合わないがあるので、どちらも一度経験して、合うほうを選択すると良いと思います。
合わないようなら夜勤回数自体を減らすのも一つの解決策です。
仕事量が異常で残業必須
看護師の業務って、びっくりするほど詰め込まれていますが、夜勤の業務に関しても、異常な量です。
夜勤は食事介助、点滴管理、内服管理、モニター管理、採血・ルート確保、記録などあり、そこにイレギュラーでナースコール、転倒・転落、容体急変、点滴自己抜針なども起こります。
これらを夜勤者二人で見ていくことになるので、非常に大変です。
夜勤明けの定刻で上がれることなどまずないです。
上司もこの問題に気づいていながら決して手を打ちません。
またよく仕事が抜けると言われることがありますが、そりゃあ抜けますよ。そもそも業務量が多すぎるんですよ。。。
解決策
業務改善を提案する。
夜勤業務の中には、「こんな業務は昼間にやればいい!」「むしろいらない」など思ってしまう業務もあります。
業務を見直して、不必要な業務はなくす提案をしてみましょう。
また業務時間の中に「記録の時間」というものをつくらない限り、残業は一生なくならないでしょう。
記録は一番時間掛かる業務なのに、業務スケジュールに記録の時間がはっきり明記されていない為、記録は空いている時間にするものという謎の考え方が浸透しています。
そのため「記録の時間」というものを設定しないと絶対に残業はなくなりません。
仕事の抜けに関しては、自身で「TO DO リスト」のようなものをつくって、チェックしながら業務を行い抜けないようにするのも一つの解決手段です。
多すぎる業務には非常に効果的な手段となります。
急変や転倒などのリスクがある
夜間帯は、当然部屋の電気が消えており、高齢の患者だったり、OPE後の患者で下肢をうまく動かせなかったり、せん妄状態の場合、転倒・転落のリスクが高まります。
巡視時にベッド柵の外れる音がしたら、即ダッシュとなります。
解決策
巡視および起きてそうならトイレの声掛け・誘導などをして、事前に転倒の芽を摘むしかありません。
また理解力のある患者には、悪いと思っても気を遣わずにナースコールを押すよう伝え、理解力の乏しい状態のときはセンサーマットの設置なども検討が必要です。
止まらないナースコール
診療科によりますが、慢性期病棟や回復期病棟などは、ナースコール半端ないですよね。
特に食後のナースコールは、その時間だけでも人を雇いたくなるくらいに、ナースコールが鳴ります。
夜勤中はスタッフが少ない為、食後や就寝前、起床時のナースコール対応は気が滅入ります。
解決策
患者を把握し、事前に声掛けして対応しておくことで、ナースコールが重なることを避けることもできます。
また理解力のある患者さんは、事情を説明して待ってもらうのも、夜勤を事故なくスムーズに進めていく上で大切です。
仮眠がとれない
夜勤中って基本2時間の仮眠のところが多いとは思います。
しかし急患が来たり、急変したりすると、まったく仮眠がとれない日もあります。
解決策
仮眠は業務の中に組み込み、お互いが絶対にとるように促しあいましょう。
データにもあるように睡眠不足はミスのもとです。
パートなど時間給で働いている方で、仮眠時間が時給から削られていないか確認しておきましょう。
私の病院では、状況によって仮眠がとれないことがあったので、昼間しっかり寝て、仮眠には期待せずに夜勤へ向かっていました。また相方によっては仮眠時間を替えたりなど柔軟に対応していました。
生活リズムが乱れる
夜勤をする方は、日勤もする方が殆どですので、生活リズムが崩れやすいです。
生活リズムが崩れると、集中力が続かずにミスを連発したり、精神的に不安定になったり、夜眠れなくなったりと様々な形で心身に影響を及ぼすので、注意が必要です。
解決策
慣れといったらそれまでですが、夜勤ありきの生活スタイルを確立することが夜勤を続けていく上で大切になります。
夜勤歴20年越えの私は下記のスタイルで夜勤業務を続けています。
- 夜勤前日は遅めに寝て、夜勤当日の昼間は昼寝をする。
- 夜勤明けは帰ってきてから3時間くらいの睡眠に留めて、夜にしっかり眠れるようにする。
手当が安い
夜勤手当は病院によって結構違います。
ただ総じて労働量に比べて手当が安いと思っている看護師は多いです。
看護師の給料は夜勤手当のウエイトが大きいので、夜勤手当が安いことは切実な悩みとなります。
解決策
労働組合をつくって交渉するのも一つの手段ですが、正直そんなことするくらいなら、辞めて転職した方が労力は少ないと思います。
おやつ選びがめんどくさい
病院の夜勤は長い時間を協力して行っていくため、相方におやつやジュースをあげたり、買ってきたおやつを一緒に食べる習慣があります。
しかしこのおやつという問題は、意外に気を使います。
人によってはおやつを沢山もってきたりした際、自分が少ししかもってきていない時の罰の悪さっていったらそれはもう。。。
解決策
相手に合わせておやつを選ぶというより、自分はいつもこれを持っていくというスタイルを確立してしまったほうが楽です。
私は常にお菓子はジャガビー。飲み物はレッドブルです。
以上が夜勤をするうえで生じる悩みになります。
まとめると以下になります。
夜勤がきつい・つらいと感じる10個の理由
- 相方との相性が悪い
- 勤務時間が長くて心身とも疲れる
- 過酷な勤務形態(3交代)
- 仕事量が異常で残業必須
- 急変や転倒などのリスクがある
- 止まらないナースコール
- 仮眠がとれない
- 生活リズムが乱れる
- 手当が安い
- おやつ選びがめんどくさい
このように夜勤でつらいと思うことはいくつもあります。
ではそんなきつい夜勤を直ぐにでもやめたいけどやめれない理由は何でしょうか?
夜勤をやめたいけどやめれない理由
給料が下がる
夜勤をやめれない一番大きな理由に給料が下がるといった悩みが大きいと思います。
夜勤には基本給とは別に一回当たりの夜勤手当というものが別途加算される仕組みになっています。
これが意外と大きな金額となっています。
2016年日本看護協会の出した夜勤手当の平均は以下となります。
夜勤手当平均/回 | |
準夜(3交代) | 4,076円 |
深夜(3交代) | 5,023円 |
2交代夜勤 | 10,772円 |
2交代制で月に4回夜勤を行うと約4.3万円は変わることとなり、これがあるないでは生活は結構変わります。
因みに看護師の平均給与は以下になります。
平均給与(夜勤込み・税込み) | 夜勤なし(税込み) | 夜勤なし(手取り・税引き後) | |
新卒(高卒・専門卒) | 263,131円 | 約22万 | 20万↓ |
新卒(大卒) | 271,694円 | 約23万 | 約20万 |
10年勤務 | 319,685円 | 約28万 | 約23~24万 |
キャリアの浅い看護師ほど夜勤手当がないと生活しづらくなることがわかると思います。
夜勤をしない新卒だと余裕で20万円を割り込みます。
この夜勤手当があることで、看護師は夜勤をやめたくてもやめれない大きな要因の一つとなっています。
私も夜勤手当が理由で夜勤をやめることができないでいます。
キャリアの浅い看護師は「夜勤辞めます」とは言いづらい
夜勤を辞めれない理由の大きな要因に夜勤手当の問題ともう一つ、「夜勤は教育システムの最後」という問題があります。
新卒で勤める殆どの看護師は病院へ勤めます。
病院の教育システムでは、まず日勤での経験を積みつつ、夜も任せられると判断した上で、夜勤業務も行えるようになります。
いわば夜勤業務を行えることは、一人前の看護師と認められたということができるのです。
そのため、夜勤を任されるようになったキャリアの浅い看護師は、「夜勤を辞めたい」とはなかなか言いづらいものなのです。
でも夜勤への様々なプレッシャーで動悸がしたり、鬱になりそうなくらい気分が落ち込むような時は、絶対無理しては駄目です!
やめたくてもやめられない夜勤。
しかし放っておくと様々な健康リスクがあるのはご存じですか?
夜勤をすることで生じる健康リスク
医労連(日本医療労働組合連合会)によると、夜勤を続けることで生じる様々なリスクを指摘しています。参照:医労連の夜勤規制Q&Aより
短期的リスク【睡眠障害、感情障害、疲労の蓄積】
人間にはサーカディアンリズムというものがあり、昼間起きて、夜眠るようにできています。
昼間の睡眠は、十分な睡眠がとれず、疲労が抜けきらないことや情動作用の解消も十分にできないことが報告されています。
中期的リスク【脳血管・心疾患、糖尿病などの生活習慣病】
睡眠時間の減少は、睡眠時深い眠りにつくことがわかっていますが、同時に心拍数があがる為、血管に負担を掛けていることが指摘されています。これは脳血管疾患や心疾患においてのリスクを高めます。
また生活リズムの乱れは、高血圧やホルモンバランスの低下も招き、糖尿病などのリスクも増大させます。
長期的リスク【発がん性(乳がん、前立腺がん)】
WHOの国際がん研究機関によると、交代制の勤務(夜勤)は「発がん性がおそらくある」というグループ2に割り当てています。
なんと夜勤などの日内リズムを乱すシフトは発がん性のリスクが指摘されています!
グループ1 | ヒトに対する発がん性がある。【たばこ、アルコール飲料、ベンゼン、ダイオキシン、ホルムアルデヒド、紫外線など】
ヒトへの発がん性について十分な証拠がある場合。 |
グループ2A | ヒトに対しておそらく発がん性がある。【日内リズムを乱すシフト労働、非ヒ素殺虫剤、アクリルアミド、亜硝酸塩など】
ヒトへの発がん性について限られた証拠しかないが、動物実験の発がんにおいては十分な証拠がある場合。 |
グループ2B | ヒトに対して発がん性がある可能性がある。【ガソリンの排ガス、クロロホルム、超低周波磁界、漬物、鉛など】
ヒトへの発がん性については限られた証拠があるが、実験動物では十分な証拠のない場合。 ヒトへの発がん性については不十分な証拠しかないあるいは証拠はないが、動物実験は十分な証拠がある場合 |
グループ3 | ヒトに対する発がん性について分類できない。【コーヒー、カフェイン、原油など】
ヒトへの発がん性については不十分な証拠しかなく、実験動物においても不十分または限られた証拠しかない場合 他のグループに分類できない場合。 |
グループ4 | ヒトに対して発がん性がない。【カプロラクタムなど】
ヒトへの発がん性がないことを示す証拠があり、かつ動物実験においても同様な証拠がある場合。 |
以上から、夜勤を続けるということは、様々な健康リスクが増大するので、できるならば夜勤は控えた方が良いといえます。
では看護師の夜勤以外の仕事はどんなものがあるのでしょうか!?
夜勤のない仕事(日勤常勤)はどういったものがあるの?
病院(日勤常勤)
日勤のみの勤務は、日勤常勤という雇用形態になります。
夜勤業務がつらいときは、この雇用形態へ変更して勤めていくのも一つの考え方です。
今いる病院はちょっと難しいのであれば、次の職場で検討してみると良いと思います。
因みに給料に関しては、看護(ナースなワタシのお給料)で調べると、
透析の看護師(日勤常勤)で平均年収は445万円(2020.3.22現在)、東京都で473万円となっています。
手術室の看護師(日勤常勤)で平均年収は457万円(2020.3.22現在)、東京都で467万円となっています。
救急外来の看護師で平均年収は537万円(2020.3.22現在)、東京都で592万円となっています。
平均給与ですので、病院によっては、日勤のみの勤務であれ、年収500万円以上稼げるところもあります。
クリニック
日勤のみ勤務の代表格といえばクリニックです。
3年ほど一般病院で勤務していた方なら比較的スムーズに流れに乗ることができます。
ただ一般病院に比べて人数も少ない為、即戦力を求められることが多いです。
他にも医療器具の消毒や心電図測定やレントゲンの現象など一般病院では関わらない業務を行ったりすることあります。
ただクリニックによっては猛烈に忙しいところもある為、クリニック選びは大切です。
(参考:健康保険組合の第21回医療経済実態調査より)
介護福祉施設
介護福祉施設には、介護を必要とする特別養護老人ホームや老人保健施設、グループホーム、デイサービスセンターなどがあります。
介助を必要とする要介護状態を受けた高齢者が入居しています。
看護師はここで入居者の健康管理や薬の管理、経管介助、処置、吸引などを行います。施設によっては通院もあります。
おむつ交換や食事介助、入浴介助などの生活ケアに関しては、主に介護士が行うので、看護師は主に上記を行っていきます。
給料に関しては、先ほど同様、看護roo(ナースなワタシのお給料)で調べると、
基本日勤のみの勤務であり、一般病院経験者なら比較的スムーズに働くことができます。
美容外科
美容外科のお仕事内容は、診察・診療のサポート、美顔器・脱毛器などの操作や整形手術の介助、患者のカウンセリングなど行います。
休日に関しては土日祝日に患者の利用があるので、不定休となります。
10時くらいからの勤務が多いので、朝はゆっくり起きることができます。
残業に関しては、予約にて来院する方しかいないので、業務にイレギュラーが生じずらく、残業はほとんどありません。
しかし給与に関しては、看護roo(ナースなワタシのお給料)によると、
健診・検診センター
健診は健康診断、採血などの健康診査ですが、検診は癌の早期発見の各種検査といった仕事が主になります。
健診・検診の両者に言えることは、相手が患者ではないというところであり、病院以上に高い接遇マナーを要求されるのが特徴です。
命に関わる業務ではないので、気持ちは少し楽になるかもしれませんが、1日に100人の採血をすることもざらにある為、ある程度臨床を積んで、「採血どんとこい」くらいの気持ちがあるような方でないと、難しいかもしれません。
訪問看護ステーション
訪問看護ステーションから利用者の自宅へいって、主治医の指示書に基づいて医療処置を行っていく仕事となります。
主にバイタル測定、点滴、血糖値測定、インシュリン注射、摘便などの看護ケアを行ったり、療養の世話なども行っていきます。ステーションへ戻ってからは記録を行っていきます。
特徴としては、一人ひとりの利用者と長い期間関わっていく仕事になりますので、利用者や家族と関係を築くことができ、やりがいを感じる仕事といえます。ただその分、強い責任感は必要であり、一定の臨床経験もないと勤めることが難しいです。
働き方としては、午前中だけ働いたり、週5日、週3日で働いたりと、比較的働き方にコントロールの利く仕事ですはありま。
ただ人数の少ないステーションなどへ勤めてしまうと、自由に希望の休みも取れなかったり、残業があったり、社会保険が完備されていなかったりするケースもあるので、しっかり確認してから入職すると良いと思います。
給与に関しては、訪問看護はデイケアや福祉施設職員よりも高めに設定されていることが多いです。
因みに、看護roo(ナースなワタシのお給料)で調べると、
産業看護師
産業看護師は一般企業で産業医の指示に従い、従業員の健康診断の補助や健康相談、カウンセリング、怪我の処置などを行います。
またPCなどを利用したデスクワークが基本の仕事となります。
基本土日休みで残業もないので、企業で勤めてみたい看護師に人気があります。
CRC・CRA・クリニカルコーディネーター
治験コーディネーター(CRC)は治験施設支援機関(SMO)に所属し、治験を行う病院からの依頼を受けて、治験計画を準備したり、スケジュール調整、被験者対応、治験サポートなどを行っていく仕事になります。
臨床開発モニター(CRA)は受託臨床試験実施機関(CRO)に所属し、治験を行いたい製薬会社から依頼を受けて、治験に関する契約確認やモニタリング、症例報告書のチェックや回収など治験終了までの諸手続きなどを行います。
主に医師や製薬会社とやりとりをすることが多いです。
日勤のみですが、残業や出張が多い仕事です。
クリニカルコーディネーターは医療機器の営業や操作の説明などを行っていきます。
英語力を必要とする外資系企業も多いです。
ただ基本土日祝休みで福利厚生もしっかりしていますが、サラリーマンと同じように、給与が見なし残業となっていることがあります。
保育園・学校
仕事内容は基本「園児の健康管理」となります。
園児にはアレルギーがあったり、内服が必要である園児もいたり、転倒などで怪我する園児もいたりするので、細かな注意が必要です。
また必要時、保護者への連絡や受診など行ったり、健康診断、レクリエーションへの参加など以外とやることが多い仕事です。
休日は基本土日休みで、残業もほとんどありません。
以上が基本的に日勤のみの仕事として代表的なものになります。
夜勤は一切ありません。
病院勤めの経験しかない看護師からすると馴染みのないお仕事もありますが、全て看護師が勤めることができる仕事となります。
それぞれの仕事に魅力があり、一長一短がありますので、それぞれの状況にあったお仕事を探してみると良いと思います。
以下に夜勤なしの仕事を紹介してもらえる転職サイトを紹介してありますので参考にどうぞ。
ここまで説明しても、夜勤を続けたい、夜勤をしないと生活できないといった方には、一般病院に比べて比較的余裕のある労働内容である精神科病院がおすすめです。
どうしても夜勤をやめられない看護師には精神科病院をおすすめします。
夜勤もありで考えると、精神科病院への転職を考えるのも良いかもしれません。
患者層にもよりますが、一般病院に比べると、落ち着いて時間が流れることが多いです。
一般病院にありがちな残業は、急性期病棟以外ではほぼ皆無です。