看護師で年収1000万オーバーは可能でしょうか?
筆者のもとへ熱い質問が来たのでお答えします。
看護師業だけで、年収1000万を超えるには大学病院の部長クラスでないと超えません。
よってかなりの狭き門といえます。
ですが、以下で書かれる方法を実行すれば、必ず年収1000万は超えるはずです。
そもそも100人中5人、労働人口の5%は年収1000万を超えているのですから、それほど難しくはないはずです。
ではどうやって年収1000万を超すのか?
それは
100万人に1人の人材になることです。
以下これについて説明していきます。
100万人に1人の人材とはどういったレベルか
ちょっと前に100万分の1の人材になる方法は、堀江貴文さんやお笑い芸人キングコングの西野亮廣さん、元リクルートの藤原和博さんなど著名人が紹介しています。
少し面白い記事なので、看護師で100万人に1人の人材になる方法を考えてみました。
ここでいうところの
100万分の1の人材の価値とは、
その価値だけで食べていける人
を指します。
100万人に1人の超スーパースターの有名人は?
100万分の1の超一流レベルで有名な方達でいうと、
野球選手のイチロー選手や大谷選手
ソフトバンクCEOの孫正義氏
ユニクロCEOの柳井正氏
などその道のプロフェッショナルな方達を指します。
実際にこのレベルはそれ一本で生活できています。
まさに100万人に1人の超一流のスーパースターです。
100万分の1となると、単純に100万人参加しているマラソン大会で1位になるのと同じことです。
東京マラソンですら30万人の参加ですので、100万人の中で1位になるということが、いかに凄いことかがわかります。
でもこんなレベルの人間になるなんて絶対無理ですよね!?
ではどうやって100万分の1の人材になったらよいのでしょうか?
答えはこのような一つの分野で超一流となるような方法はとりません。
目指すべきは複数の分野で一流の人材になることです。
まずは看護師で100人に1人の一流の人材になる!
まずは本業である看護師の中で100人に1人のレベルになる必要があります。
沢山いる看護師の中で100人に1人のレベルとはどんなものでしょうか?
実際に看護師数121万8606人(平成30年度)+准看護師数30万4479人で合計152万人ほどいる計算になります。
また潜在看護師数も70万人ほどいるといわれているので、日本では総数220万ほどの看護師が存在する計算となります。
認定看護師数が2万1847名(2020年)となっているので、わかりやすい100人に1人になるには、
認定看護師の資格をとる
ことが、看護師の中で100人に1人のレベルとなる目安といえます。
あくまで一つの目安なので、実際にとらなくても大丈夫です。
認定看護師レベルまで自身の知識・技術を・コミュ力などをつけたとき、看護師の中で一流といえる存在になったといっていいと思います。
次に1万人に1人の超一流の人材になる!
次に10,000人に1人の人材になるにはどうしたらよいのでしょうか。
基本的には看護師で認定看護師になるのと同じように別の分野でも一流を目指してください。
でもどうしたら一流といえるレベルになれるのか。
マルコム・グラッドウェル氏の「天才!成功する人々の法則」によると、その分野の一流の人間になるには10,000時間の習得時間が必要と言われています。
『10,000時間の法則』というやつです。
なので、別の分野でも一流といえるレベルに到達するには、
一日5時間学ぶと10,000時間まで5年半
一日8時間学ぶと10,000時間まで3年半
かかる計算になります。
別分野でも一流になりたかったら10,000時間を目安としてみてください。
ここまで到達した方は既に10,000人に1人の人材となっています。
実感がないかもしれませんが、実際に『10,000時間の法則』を各分野でこなしていると各分野の一流になっています。
この状態は以下の図のような状態です。
例えば野球選手だった人間が経理の資格などをとったとします。
これらが二つとも100人に1人の一流レベルであった場合、以下の線で結ばれた状態になります。
こうなると、二つの分野で一定水準までのレベルにあるので、野球でも経理でも生きていくことができます。
ですが、二つの分野で一流になると、野球、経理をもとに新たな仕事へ就くこともできるようになります。
例えば
スポーツ選手の経理
スポーツクラブの経営
クラブチームの運営
などにも関わることもできるようになります。
これは二つの分野で一流であるからこそ受けることができる恩恵といえます。
こうなると、10,000人に1人の人材になったといえます。
1/100万の超一流のスーパースターになるには?
いよいよ超一流のスーパースターになるための方法です。
これは先ほど同様の方法でスーパースターになっていきます。
もう一つ一流の分野を増やす。
以下は一つの例です。
この図でいうと、
一流の野球選手
一流の経理
一流のyoutuber
です。
どうですか?
この形だといろいろ見えてきませんか?
実際に以下のようになります。
youtuberとして
野球の動画を載せつつ、自身で運営もできます。
またこの状態では野球のレッスンでも生活できるし、
経理関係の動画を載せて生活することもできます。
とにかくできる幅が格段に増えます。
無双状態です。
たったもう一つ一流の分野を増やすだけでいいのです。
これだけです。
どうでしょうか?
でも先ほども言いましたが、一流になるのに掛かる時間はそう簡単ではありません。
マルコム・グラッドウェル氏の「天才!成功する人々の法則」で、一流になるには10,000時間掛かるのですから、
一日5時間学ぶと10,000時間まで5年半
一日8時間学ぶと10,000時間まで3年半
これを看護師で認定看護師レベルになったあと、さらに別分野で上記の時間を費やしていくのです。
単純に一流レベルを看護師以外で更に二つ増やすのに、
一日5時間学ぶと10,000時間×2つで11年
一日8時間学ぶと10,000時間×2つで7年
掛かる計算になります。
*10,000時間かければ皆一流になれるとは限りません。また10,000時間掛けなくても一流レベルになれる人も当然います。あくまで一つの目安として考えてください。
どうでしょうか?
そんな長い時間掛けれませんか?
ですが、一つの分野、例えば看護師だけで超一流のスーパースターになるためには、おそらく数万時間が必要ですし、才能や運も必要になってきます。
そしてなれるとも限りません。
またこうした一つの分野の超一流のスーパースターは、自分の畑を離れたら何もわからない素人と化します。
これは、一つの分野だけでスーパースターになった際の究極のデメリットといえます。
他の分野へ逃げれないのですから・・・
なので、看護師として100万人に1人の人材になるには、
看護師の他に二つの一流のスキルをもつということが答えとなります。
100万人に1人の理想形とは!?
目指すべき理想の三角形とは
答えは、できるだけ離れた分野の1/100の一流になるということです。
理由は、離れた分野をマスターすることで、分野が近い三つの点を結んだ時に比べて、三角形の面積を大きくすることができるからです。
面積を大きくすることは、より自分のできる仕事の幅が広がることを意味します。
面積の小さな三角形
点と点の間隔が近いということは、分野が近いということを表しています。
すると例え離れた分野の点を作っても、面積の小さな三角形になってしまいます。
面積が小さいということは、それだけ自分のできる分野の範囲が少なく、声を掛けてくれる人も限られます。
目指すべき理想の三角形
この三角形はそれぞれの点が離れており、面積も大きく、それだけ自分のできる範囲が大きく、頼られる存在になり、お金も仕事も集まります。
この三角形を作り出せたとき、年収1000万も十分可能になります。
そして今よりもっとなんでもできるので楽しいはずです。
是非看護師の皆さんも、看護以外の何かを考えてみては如何でしょうか?
年をとったときに看護師以外もできると、絶対気持ちが楽ですよ!