あなたは変化を楽しむことができる人ですか?
「もう少しゆったりした場所で働きたい」「次は良い職場を見つけたい」など転職を考えている看護師の方には、様々な理由があります。私自身も前回の職場があまりにも多忙で燃え尽きてしまい、退職した後、派遣を挟み新しい職場へ再就職しました。
ここでは転職サイトで扱っている仕事の雇用形態が、それぞれどう違っているのかを紹介しています。なので現在転職を考えている方などは、参考にして良い転職に結びつけられたらと思います。
それぞれの雇用形態のメリット・デメリット
看護師転職サイトでは「人材紹介」「紹介予定派遣」「人材派遣」の3つの雇用形態によるサービスがあります。以下ではそれぞれの雇用形態の違いやメリット、デメリットを説明していきます。
人材紹介サービスのメリット・デメリット
人材紹介とは、正職員を希望する求職者と病院などをマッチングするサービスです。要は”A病院を退職→B病院の正職員として入職”という形になります。勤務世間一般に言う転職はこの形になると思います。この場合のメリット・デメリットは以下のようになります。
メリット
- 正職員として雇用される。
- 社会的信頼が得られる。
- 賞与や退職金などを得られる。
- 福利厚生を受けれる。
デメリット
- 入職後、人間関係などの不満が生じた場合、手の打ちようがなくなる。
- 他の派遣形態に比べて、給料が安い場合がある。
人材紹介サービスのサポート
人材紹介での転職では、その他にも以下のサポートも受けることができます。転職サイトを利用して人材紹介サービスを受ける際の最大のメリットともいえます。
- 非公開求人による好待遇な案件を紹介してくれる。
- 給料など直接交渉しづらい面も本人の代わりに病院側と交渉してくれる。
正職員という形は社会的信頼を得られ、賞与や退職金もあって経済的安定も確保されることから、胸を張れるものです。しかし知識、技術、経験、信頼を得るとともに、病院という一組織の重要な歯車となることで、それが逆にプレッシャーとなってしまうこともあります。会社の信頼を得る対価として個人の自由な時間を失います。
次に紹介するのは、人材派遣サービスのメリット・デメリットになります。
人材派遣サービスのメリット・デメリット
人材派遣サービスとは求職者と派遣会社の間で雇用契約を結び、希望した派遣先の病院などで決められた期間仕事をする仕組み。契約は就業先とは結んでいないので、仕事期間終了とともに契約終了となるシステム。単発派遣などがこれに当たります。
メリット
- いろいろな種類の仕事がある。
- 自身のペースで自由に働くことができる。
- 人間関係を気にしないで働くことができる。
デメリット
- 社会保険に加入できない。(2ヶ月以下の契約の場合)
- 簡単な医療業務ばかりになってしまう。
- 安定感がない。
- 社会的信頼を得づらい。
単発のような雇用形態は、自身で自由に、いろいろな仕事を選択・体験できるだけでなく、休みも自身で選択できることから、自分の思うまま生きることができます。しかし単発派遣のような雇用形態は、一見いいことづくめのような気がしますが、社会保険へ加入できなかったり、安定した収入確保できなかったり、深い医療業務に携われなかったりとデメリットも多くあります。自由な時間を確保できる分、何かあっても自分で身を守らなければなりません。
紹介予定派遣サービスのメリット・デメリット
病院などの派遣先と求職者が直接雇用を結んで、一定期間働いた後、派遣先と求職者のお互いが合意した場合、正職員として雇用されるシステム。
メリット
- 派遣期間終了後に正職員へなれる可能性が高い。
- 人間関係など入職初期では気づけない問題も、一定の派遣期間があれば気付くことができ、それを理解した上で入職できる。
- 社会保険に加入できる。
- 賞与がない分、給料が高め。
- 福利厚生を受けれる。
デメリット
- 即戦力を求められる。
- 看護師としての業務経験が2~3年は必要。
- 賞与や退職金がないケースが多い。
- 派遣期間の延長は最長でも3年までと期間限定である。(例外あり)
- 委員会や受け持ちがつく場合がある。(助っ人の形で入るケースが多い為)
紹介予定派遣サービスのサポート
人材紹介同様、紹介予定派遣にも以下のサポートがあります。
- 派遣期間終了後、そこでの常勤勤務希望時などに際して、給料など直接交渉しづらい面も本人の代わりに病院側と交渉してくれる。
紹介予定派遣では派遣期間終了後に正職員への道があったり、入職前に派遣として働くことで人間関係などに気付くことができたり、自由な時間をもつことができたり、給料が高めであったり、2ヶ月以上の雇用で社会保険に加入できたり、6ヶ月以上の雇用で有休休暇が発生したりとメリットが多いです。しかし病院からは即戦力として求められること、一定の業務経験が必要なことなどから、一定の能力を身に付けておかないと務まりません。
ここまでが、各雇用形態の大まかな説明になります。次にそもそも一般の看護師はどういったことに不満があるのかを調べてみました。そしてその不満を解消する雇用形態があるのかを総合的に考えてみました。
次にあげるのは日本医療労働組合連合会の「2017年看護職員の労働実態調査」を基に、現役看護師の方がどのようなことに対して不満を抱いているのかを上位6位まで示しています。
「2017年看護職員の労働実態調査」 日本医療労働組合連合会より
- 人手不足で仕事がきつい・・・47.7
- 賃金が安い・・・36.6
- 思うように休暇が取れない・・・33.7
- 夜勤がつらい・・・27.9
- 思うような看護できず仕事の達成感がない・・・26.0
- 職場の人間関係・・・19.7 etc
2017年の答えでは「仕事がきつい」「賃金が安い」による不満が高いことがわかります。次いで「思うように休暇が取れない」や「夜勤がつらい」「人間関係」などが上位にあがっています。以上を踏まえて転職を考えている看護師は、どういった形での転職が良いのか考えると以下の答えに辿り着きます。
看護師の方のおすすめの転職方法は?
紹介予定派遣→正職員コースが圧倒的におすすめ。。。
理由は看護師の方の多くが抱く不満にあります。
看護師の抱く不満
-
仕事がきつい。
-
賃金が安い。
-
思うように休暇がとれない。
-
夜勤がつらい。
-
人間関係。
これらに対して、紹介予定派遣ではこれら不満に対して、全て解決できるものになっているからです。
紹介予定派遣なら
どうですか?このように紹介予定派遣では看護師の悩みを、全て解決することができます。そして紹介予定派遣では派遣終了後に正職員の道も開けているので、そのまま正職員として雇用されることも可能です。
では最後に紹介予定派遣を取り扱っている転職サイトの中で、個人的におすすめなサイトを紹介していきたいと思います。
紹介予定派遣のおすすめ看護師転職サイトは?
>>>医療ワーカーの公式ページはこちら
こちらは医療WORKERによる応援看護師になります。応援看護師とは産休などで一時的に人手が不足している病院に、短期間・高収入で勤務する制度です。憧れの土地で働いてみたいけど、いきなりの転職は不安という方にもおすすめとなっています。
特徴としては以下になっています。
-
高収入(月収40~50万円以上)
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3~6ヶ月の期間限定勤務(更新可能)
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家具家電付き個人寮完備(テレビから洗濯機まで全て揃っています)
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引っ越し代赴任費用支給(病院側が負担)
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期間終了後の働き方は多種多様(期間の延長、契約終了、その病院での正社員契約など)
紹介予定派遣のおすすめは他にもありますが、看護師転職サイトにはそれぞれ強みがありますので、迷っている方は数社登録することをお勧めします。その方が自身の希望する職場を見付けることができ、より満足すると思います。