最先端の美容に興味はありますか?
美容クリニックに勤めると、今はやりの施術や器具の効果をお金をもらいながら知ることができます。
私自身、美容クリニックで仕事をすることで、最先端の美容グッズに触れることができたり、施術に関わることで、世間にあるような美容に関する抵抗がほんとに消えました。
そして何より前よりキレイになった!?いや自信はついた気がします!草
給料も年収500万オーバー!最高700万近くに迫ったこともありました。唯一の自慢です。
そんな私が美容クリニックについて興味のある方へ美容クリニックはなんぞやといったことを語ります!
美容クリニックの種類
基本的に美容クリニックの業務内容には、整形手術などを行う美容外科、しわ・たるみ改善を行う美容皮膚科、脱毛などを行う美容脱毛があります。大きなクリニックでは、おおむね美容に関する全ての手技を行っています。
美容外科の仕事内容
基本的な診療・診察の補助や整形手術(二重術や脂肪吸引や豊胸術など)の介助があります。手術は半分近くが重瞼術といういわゆるまぶたを二重にする手術が多かったです。
ちなみに一般的に美容整形外科での手術内容はいかになります。
1.重瞼術(二重まぶたにする)
2.スレッドリフト(頬をあげる)
3.降鼻術以外の鼻形成(鼻先だけ少し高くするなど)
と続きます。
このように美容外科では当然OPEがあるため、OPE室経験のある看護師さんはOPE介助に対するストレスは少ないといえます。
私自身も病棟経験看護師からの美容クリニック転職組ですけど、普通に勤めることができています。
また施術介助以外でも、施術の合間のお客様との雑談などで、商品や料金を聞かれたりすることもあるので、商品知識も得ておくと良いです。
美容皮膚科の仕事内容
主な仕事内容は、しわ・たるみ改善を目的としたヒアルロン酸やボツリヌストキシンなどの注入治療介助があります。
美容手術の2位にスレッドリフトがあるように、注射剤によるしわ・たるみの改善が仕事の大半となっています。
美容脱毛の仕事内容
医療脱毛のクリニックでは、医療レーザー用のレーザー照射による脱毛やシミ取りなどの肌質改善を行います。
医療用レーザーの照射に関しては看護師が行うことが多いです。もちろんお客様に使用する際はしっかり技術を学んでから行うので、心配する必要はありません。
美容クリニック(外科、皮膚科、脱毛)のスケジュール例
美容クリニックの一日の仕事の流れ(日勤) |
9:30
出勤・朝の掃除・手術の準備 10:00 診療スタート 早番(8-17)、遅番(12-21)などクリニックにより勤務形態・時間が違います。 10:30 医療器具の準備・オペの介助・お客様のカウンセリング・メールや電話への対応など 12:00 休憩(1h) 休憩は交代で12-15時くらいの間でとることが多い 遅番出勤 13:00 医療器具の準備・オペの介助 脱毛やタトゥー除去のレーザー治療 美容点滴など 多いときは20人近くの施術 19:00 日勤退勤 21:00 医療機器の洗浄・院内の掃除・物品補充など 遅番退勤 |
美容クリニックで働くメリット
開始時間遅めで 夜勤がなく規則的な勤務
美容クリニックは基本入院がないので、当然夜勤がありません。
また開始時刻が一般病院に比べて遅めなので、朝はその分ゆったりと活動することがでるので朝が弱い方にはうれしいです。
朝早く出勤して情報収集に明け暮れる一般病院の多忙さと比べると大違いです。
このように一般病院に比べて規則的な生活リズムで働くことができるのは美容クリニックのメリットといえます。
高給与で福利厚生が充実
美容クリニックに勤める看護師は、夜勤なしで平均420-460万近くの年収で推移しています。
一般病院の日勤のみ(夜勤なし)の給料が平均420万前後なので、それと同等以上もらえるのはうれしいです。
私は平均500万以上(インセンティブ含む)いただけていました。
月給ベースでいうと40万円以上もらっていたことになります。
インセンティブがなくても手取り30オーバーするクリニックも多々あります。
また美容クリニックでは、インセンティブ(報奨金)制度があるので、稼ぐ看護師では1000万近く稼ぎだすプレーヤーも存在します。
私は最高で700万近くにまで迫ることもありました。
また女性看護師さんがほとんどなので、保育園支援や産前産後や育児休暇など女性が働きやすい環境が整えられていたりと、福利厚生が充実しているのも美容クリニックの特徴です。
社内割引でキレイになれる
ほとんどの美容クリニックで社内割引といったものがあり、30-50%で施術を受けることもできます。
また医療用レーザー治療など無料で使用できるところもあります。
夏前とかムダ毛が気になる方には無料で使えるのは最高ですね。ちなみに美容クリニックで使用するレーザーは、電車などで目にするエステサロンの使う光治療と違って、圧倒的に効果が優秀なので、美容に興味のある女性看護師にとって、この特典はとても魅力があります。
先端の美容知識を学べる
一般診療科とはまた違った医療知識を学ぶことができます。
美容の世界も日進月歩で日々新しい知識や機器が導入されます。
そうした最先端の知識や技術、機器に触れることができるのは、美容クリニックならではです。
美容クリニックに勤めることで、美容というものに更に興味をもつようになったし、治療自体安全なものだということがわかりました。
やはり知るということは大切です。
美容クリニックで得られること
- 夜勤がないので規則的な勤務が可能
- 高給与・福利厚生が充実
- 社内割引でキレイになれる
- 先端の美容知識を学べる
美容クリニックで働く上での注意点
美容クリニックでは、一般病院より意識する注意点があります。
接遇 マナーは必須
一般病院でもマナーは大切ですが、美容クリニックでは更に高いレベルでの接遇マナーを求められます。
美容クリニックへ来るお客様は自由診療という形で高いお金を払ってキレイになるために来店します。
そのため、忙しかろうがイライラしていようが、相手を不快にさせるような対応は絶対にしてはいけません(どの仕事でもそうですけどね)。
私は実際に勤めることで、一般病院より美容クリニックの方が、接遇マナーに関してしっかりしていると思いました。
ノルマがあるところもあるので注意
一般病院でも経営意識をもって仕事をするのは大切ですが、美容クリニックでは、それ以上に経営に対して意識を向ける必要があります。
勤めるクリニックによっては、経営目標は違いますが、概ね病院の月の売り上げ目標はあります。
ただ勤めるクリニックによっては、個人にノルマを課される美容クリニックもありますので、そうしたクリニックは避けるべきでしょう。
利益を上げないと生き残っていけない世界なのはわかりますが、病院勤務になれているとノルマという制度には違和感を覚えてしまう方も多いと思います。
美容クリニックで働くデメリット
看護師としての知識・技術が薄れる
よく聞かれる問題として、医療技術・知識の低下があります。
確かに一般病院とは全く違いますので、今まで得てきた知識は忘れることもあります。
しかし美容医療への知識は格段に得ることができます。
またどの一般診療科から離れていても、美容業界から一般病院へ移る際に、勉強しなおせばまた思い出せます。
正直失うものより得るものの方が多いと個人的には思います。
土日も勤務
美容クリニックはお客様の特性上、土日の利用が多いので、当然土日に働くことが多いです。
しかし一般病院勤務に慣れている方は、土日出勤も普通にあるので、そこまで抵抗はないと思います。
美容クリニックにも希望休はあるので、もし休みたい日が土日にあったら、そこにいれれば普通に休むことはできます。
時間外の手術や当日希望の処置があることがある
CMでおなじみの大手の病院などでは、お客様が多いため、お客様の施術時間が決まっていても、美容院のように、時間が押すことがあります。
また当日飛び込みで処置を行うこともあるので、勤めるクリニックによっては、定時上がりができないこともあります。
大手はこのケースが多いので、入職前にしっかり確認するようにしましょう。
開始時間が遅い
朝が弱い人にはデメリットにはなりませんが、夕方以降の時間をゆっくり過ごしたい人にとっては勤務終了が20時ころになってしまうのは、デメリットといえます。
私は朝弱めなので全然気になりませんが、中にはこれが理由で美容クリニックへの転職を諦める人もいます。
勤務地が都市部に集中している
美容系クリニックはお客様の特性上、一般病院に比べて都市部に多いです。
もちろん、都市部でなくてもあることにはありますが、あまり条件が良くなかったりするので、自分に合った美容クリニックを選びたい地方住まいの看護師にとっては悩みどこです。
美容クリニックへの疑問
美容クリニックで働くのに年齢制限はあるの?
年齢制限はありません。ただ働いている年齢層は殆どが20〜30代の看護師ではあります。
新卒看護師ですが美容クリニックで働けますか?
新卒でも働くことは可能です。
以下に美容クリニックの体験談を語った記事もありますので、気になる方はご覧ください。
記事では、新卒でも十分可能といった内容ですが、今後も美容一本で勤めていくのならいいですが、もし「美容業界が合わないから病院へ勤めたい」といった際に、苦労することになりますので、個人的には、2年くらいは一般診療科で看護の基礎を学んでから、美容業界へチャレンジすることをお勧めします。
美容外科クリニックで必要な知識は?勉強は必要?
注射や施術後の観察など看護師としての基本的な知識や技術は、美容業界へいっても無駄にはなりません。
寧ろお客様の質問にも的確に答えられるので、看護知識は必要でしょう。
美容外科などでは、OPEも必要な施術があるので、OPE看だった方などは比較的スムーズに勤めることができます。
美容クリニックで働く看護師って美人顔が多いような気がするのですが、容姿は必要ですか?
容姿より、美容への高い意識や清潔感が必要となります。清潔感がなく美容に気を遣っていない人から、美容の魅力を説明をされても、全く響かないですよね!?
美容クリニックに勤める上であったほうが有利な資格とかありますか?
看護師は主に施術介助であり、営業的な話はカウンセラーが行うところが殆どです。
しかしクリニックによっては、おすすめの商品など売り込まないといけないところもあり、そういったところに勤める看護師の中には心理カウンセラーなどの資格を取る方もいます。
ただ看護師資格だけもっていれば仕事自体は問題ありません。
美容クリニックはどこで探すのが良いですか?
ハロワークで探す
ハローワークの方が一見沢山の求人を扱っているように思いますが、実際は求人サイトや転職サイトに比べて登録会社が少なくお勧めできません。
求人サイトで探す
求人サイトは手軽に検索できて、登録数的にも沢山の案件を見つけることができます。
ただ求人情報にない情報は、実際に電話をして確認しなければわからないのは欠点です。
実際に働くまで職場内の情報を得られないことはデメリットです。
転職サイトで探す
転職サイトは登録社数的に多く、情報にないことは、エージェントに聞けば教えてもらえます。
職場内の情報に関しても、今までの利用履歴などから把握していることが多いので、気になる職場環境を働く前に知ることができます。
交渉事に関しても、自分でする必要がない為、サポート力にも優れています。
違いを比較すると以下のようになります。
求人数 | 職場環境 | 交渉(主に給与) | |
ハローワーク | 少ない | 自分で確認必要 | 自分で行う |
求人サイト | 多い | 自分で確認必要 | 自分で行う |
転職サイト | 多い | エージェントが把握している | エージェントがしてくれる |
正直転職サイトを利用しない理由がありません。
私が美容クリニックを探した時も、求人サイトで求人情報は簡単に得られましたが、職場内の雰囲気や離職率などわからないことが多く、結局転職サイトで教えてもらいました。
でも転職サイトってたくさんありすぎてどれを利用したらいいかわかんないんですよね。
私もすっごい悩みました。
で、めっちゃ整理した結果看護のお仕事と医療ワーカーに登録しました。ナース人材バンクは求人数が多かったのですが、当時のヒット数が少なかったので、はじめにあげた二つの会社で探してもらいました。
私は最終的に看護のお仕事で望みの条件の美容クリニックを探してもらい無事に転職することができました。
下記にそのとき利用した転職サイトのまとめがあるので、気になるサイトがあったらチェックしてみてください。