現在年収550万、年間休日125日、残業なし
以前の職場より年収100万近くのアップ、休日数10日アップ、サービス残業月60時間近くがゼロになりました。
この条件どうやって見つけたかわかりますか?
答えは転職サイトです。
ハローワークにはこの求人は載っていませんでした。
私にとっては転職サイトの方が明らかに使いやすかったです。
ですが、ハローワークにしか載っていない求人も少なからずあります。
ここではハローワークと転職サイトの違いについて説明し、どちらを使う方がよりよい職場を見つけることができるのか比較しています。
是非参考にして満足した職場を見つけてもらいたいと思います。
ハローワークってそもそも何なのか?
ハローワークとは、職業安定所の別の呼び名で、厚生労働省によって行われる国の行政組織です。
仕事内容は主に職業相談や求職者と雇用主をマッチングする職業紹介が仕事です。
また各種雇用保険手続き(失業給付、就職促進給付、教育訓練給付、雇用継続給付)なども行っています。
ハローワークの3つのメリット
ここからはハローワークのメリットをお伝えしますが、正直転職サイトと比較してしまうと、メリットは少ないです。
むしろデメリットの方が多いです。
ですが、個人で探すよりは明らかにメリットは大きいのでお伝えしていきます。
❶ ハローワークでしか見つけられない求人もある
求人の中にはハローワークでしか募集されていない求人もあります。
沢山の情報を得たうえで選択したい看護師さんは登録しておくと良いと思います。
❷ 看護職以外の職種も見つけることができる
ハローワークは看護師の仕事だけでなく、異業種も多く取り扱っています。
看護師疲れを起こしている方や異業種も経験してみたい方には良いかもしれません。
❸ 職業訓練がある
既に看護師資格を得ている看護師さんには無用のメリットかもしれませんが、病院などを退職した後、看護師以外の職種を経験してみたい時などには使える制度となっています。
ハローワークの7つのデメリット
次にハローワークのデメリットを述べていきます。
沢山あります。
① 求人数が転職サイトより少ない
これは一度でも転職サイトを利用したことのある人ならわかるかもしれませんが、ハローワークは求人件数が少ないです。
例えば2021年11月現在、東京都世田谷区で看護師の求人を探すと、202件がヒットしますが、転職サイト(看護のお仕事)では957件ヒットします。同様に大阪府全体をハローワークで検索すると、大阪府の看護師求人は3,310件のヒットしますが、転職サイト(看護のお仕事
)では4,245件ヒットします。
東京都世田谷区 | 大阪府 | |
ハローワーク | 202件 | 3,310件 |
転職サイト(看護のお仕事![]() |
957件 | 4,245件 |
ここからも如何に求人数に差があるのかわかると思います。
これはハローワークのデメリットといえるでしょう。
② ハローワークのある場所が家から遠いケースもあり不便
全国で544か所と一見多くの数があるようですが、近くにない人の方が多いと思います。
牛丼の吉野家が全国1200件近くありますが、近くにありませんよね?
それより少ないのですから移動手段が限られている方や自宅から遠い方などは不便極まりないです。
因みに交通費も当然自費です。
③ 混雑していて紹介に時間が掛かる
ハローワークには異業種の求職者も混在しているので、とても混雑しており時間が掛かることが多いです。
時間が限られている方は正直利用できません。
*場所によっては、看護師の求職は別フロアでスムーズに案内されるケースもあります。
④ ハローワークは土日祝が休みで営業時間が短い
ハローワークは国が運営している組織のため、土日祝日はお休みです。
また営業時間もほぼ17時までとなっており、仕事後にハローワークへ行くのは難しいです。(曜日によって19時くらいまで延長しているハローワークもあります)
土日祝休みの日しかない方は絶望的です。
⑤ 求人の質が不安定
ハローワークは登録が無料であることから、いろいろな病院やクリニック、施設が登録してきます。
しかし登録自体、簡単に行えるため、スクリーニングをろくに受けていない会社も紛れており、入職後にトラブルとなるような会社も含まれていることがあります。
⑥ ネット完結できない
ハローワークで転職するまでには、以下の2つを必ず行う必要があります。
- 求人者情報の登録
- 紹介状をもらう
同日に登録と紹介状をもらうまでを行えれば1度で済みますが、殆どの方は直ぐに転職を決められるわけではないので、2回は来場することが必要になると思います。
営業時間が平日17時頃と短く、ハローワークから遠い場所に住んでいる方にとっては正直手間です。
求職から転職までのプロセスをネットで完結できないのは非常に非効率的と言わざる得ません。
⑦ 登録が複雑であり、操作もわかりづらい
ハロワークでは、事前にネットで求人者情報を登録できますが仮登録までしか登録できません。
本登録するには仮登録の翌日から2週間以内にハローワークまで足を運ばないといけません。
また2週間以内に本登録まで行わないと、情報が自動消去されてしまい、再度仮登録からし始めなければなりません。
仮登録ですら操作がややこしく、2週間経つと自動消去されてしまうのは、大きなデメリットといえます。
更にハローワークへ本登録へいくと、今度はマイページ作成時にメールアドレスを登録することになります。
しかしこの登録においても求人者登録時同様に期限が設定されています。
メールアドレスのパスワードの認証を30分以内に行わないと、またアドレス登録から始めないといけません。
さらにパスワード登録画面を閉じると、また最初からやり直しと、いらいらがとまりません。
求人検索も行うとわかると思いますが、強調してほしいところが、普通の黒字になっていたりと正直扱いづらいです。
正直スマホのある現代においては、ハローワークはメリットよりデメリットの方が多いのが現状です。
このようにハローワークはメリットを大きく上回るほどのデメリットが存在します。
では次に転職サイトと比べてどうなのかということをお伝えしていきます。
看護師転職サイトとハローワークはどっちが便利で使いやすいのか?
ハローワークへの求人は雇用側が無料で登録できる為、転職サイトより求人数は多いように思います。
実際には、看護師転職サイトも非公開求人は雇用側が無料で掲載できる為、求人件数を見ると圧倒的に看護師転職サイトの方が多いです。(看護のお仕事は求人数12万件超え)
また看護師転職サイトではCROなどの特殊案件などもあり、ハローワークよりも仕事の量も種類も豊富です。
但し国や都道府県で運営されているような病院などは、ハローワークか直接応募でしか扱っていない事もあります。
国立病院や公立病院などをご希望の方はハローワークで確認することも忘れないようにしてください。
ハローワークは求人側(雇用側)が誰でも無料で登録して掲載できる分、求人の質に疑問符がつきます。
転職サイトの場合、公開求人は掲載が有料であることからも、求人の質は転職サイトの方が高いといえます。
また転職サイトの非公開求人は登録が無料ですが、掲載にあたり、転職サイト側のスクリーニングを既に受けている為、非公開求人の質も公開求人同様高いといえます。
ハローワークの応募は、自ら最寄りのハロワークまで足を運ばないといけないません。
転職サイトは検索から応募まで全てインターネット上で完結します。
このことから転職サイトの方が圧倒的に手軽で使いやすいです。
ハローワーク・転職サイトの両社とも転職サポートはあります。
しかし転職サイトではメールや電話で手軽に仕事の疑問や職務経歴書の書き方などを相談できるのに対して、ハローワークでは、わざわざ窓口まで足を運ばないと相談できません。
更にハローワークでは転職相談や履歴書のアドバイスはしてくれても、病院見学の交渉や給料交渉などはしてくれません。
転職サイトは全てサポートしてくれるので、明らかに看護師転職サイトの方が優れていると言えます。
看護転職サイトは複数あり、それぞれ独自の方法で顧客獲得に動いており、中には入職お祝い金といったものを用意している転職サイトや応援支援金といったものをくれる転職サイトもあります。
ハローワークは国の運営でもあり、そういったものはありません。
以上を比較してみましたが、看護師転職サイトが、ハローワークより劣っているといった面は見つけられませんでした。
P.S.
今回ハローワークと転職サイトを比べてみることで、明らかに転職サイトの方が転職活動において優れていることがわかりました。
実際、私も看護師転職サイトで仕事を探してもらい、無事転職できました。
ただハローワークが完全に劣っているわけではありません。
国立・公立病院などの求人はハロワークの方が見つかることもあります。
なので、公立希望の看護師さんは転職サイトだけでなく、ハロワークの利用をしても良いかもしれません。
今後、新しい職場を検討している看護師さんは是非転職サイトでお仕事を探してみてください。
最後に筆者のお世話になった転職サイトを載せておくので、転職に悩んでいる方は是非相談してみてください。
あなたの未来が笑顔で満ちた充実した時間になるように願っています。
最後まで読んでくれてありがとうございました。